鴻上尚史×菜月チョビ「パレード旅団」に佐藤祐吾＆伊藤今人

12月に上演される、OFFICE SHIKA REBORN「パレード旅団」の第2弾キャストが発表された。

出演が明らかになったのは、「ミュージカル『テニスの王子様』」3rdシーズンで木更津亮 / 木更津亮役を務める佐藤祐吾、梅棒主宰の伊藤今人、劇団鹿殺しのメガマスミと、本作の演出を手がける菜月チョビの4人だ。

またこのたび、演出の菜月と原作を手がけた鴻上尚史からコメントが到着。菜月は「初のプロデュースはこれでって決めてました」と決意を語り、鴻上は「この作品がどんな顔で21世紀に現れるのか。菜月チョビさんと素敵な俳優さんの手腕に期待します」とキャスト、スタッフにエールを送っている。

「名作は、死なない」というキャッチコピーのもと、過去の名作を掘り起こして上演する「OFFICE SHIKA PRODUCE」シリーズ。1995年に第三舞台が発表した「パレード旅団」に挑戦する第1弾には、蕨野友也、松浦司、劇団鹿殺しの橘輝、鷺沼恵美子、椙山さと美が出演する。公演は12月7日から17日まで東京・シアターサンモール、12月21日から24日まで大阪・ABCホールにて。チケットの先行販売は、10月21日12:00から29日23:59まで受け付ける。

鴻上尚史コメント

この作品の原型は僕が27歳の時に書き、それを10年後、
手直しして「パレード旅団」と名付けました。
27歳の作品と枠組みは変わっていません。
家族を解散して未来を探ろうとする親子と、
いじめられた中学生達が集まって「何か」をしようとする物語です。
どちらのテーマも、現実世界では30年たって
よりハードな手触りを見せているように感じます。
この作品がどんな顔で21世紀に現れるのか。
菜月チョビさんと素敵な俳優さんの手腕に期待します。

菜月チョビ コメント

大学1年生で初めて目にした「演劇」が「パレード旅団」。
（演じていたのは丸尾先輩！）
初のプロデュースはこれでって決めてました。
今年最後の「演劇」は、18歳の私が握り締めた
鴻上さんの戯曲に今の仲間たちと、
18歳の心で潜水するのだ！ ドボン！ ジャブ！ ジャブ！