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「キュリオス」来日記者会見、小倉智昭「シルク30周年にふさわしい」

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シルク・ドゥ・ソレイユ「ダイハツ キュリオス」日本公演 記者発表より。

シルク・ドゥ・ソレイユ「ダイハツ キュリオス」日本公演 記者発表より。

来年2018年2月に開幕するシルク・ドゥ・ソレイユ日本公演最新作「ダイハツ キュリオス」の記者発表が、本日10月12日に行われた。

「キュリオス」は、シルク・ドゥ・ソレイユの創設30周年を記念して作られた作品。主人公のシーカーが、集めた骨董品などのコレクションで作った“機械の世界”に足を踏み入れて行く物語を展開し、11時11分から12分までの1分間が約2時間で描かれる。

記者発表のオープニングでは、本作に登場するクララ、ニコ、ミスター・マイクロコスモス、ジャグラーが現れ、パフォーマンスを披露。ボールを使ったジャグリングなどで会場を盛り上げた。ステージ上では、男女2人が約4メートルの高さの装置の上で行う大技、ロシアン・クレードルを繰り広げる。男性が女性を空中に投げ宙返りし、キャッチすると会場からは歓声が上がった。

続けてスペシャルサポーターである藤田ニコル、サンドウィッチマン伊達みきお富澤たけしチャラン・ポ・ランタンのももと小春、LiLiCoキャイ~ン天野ひろゆきウド鈴木、さらに応援団長の小倉智昭が呼び込まれた。

アメリカ・ポートランドで一足先に本作を観ていた小倉は「シルク・ドゥ・ソレイユ30周年にふさわしい『キュリオス』が始まります。CDのベスト盤みたいなもので、どこから観ても面白いんです」と絶賛。作品の雰囲気に合わせた衣装を身につけてきたと言うLiLiCoは「サポーターとしては4作目。今回はレトロな雰囲気で温かみがあふれていて、何度も観ているのに驚きます」と興奮気味に語った。

今回初めてサポーターを務める藤田は「1回も作品を観たことがないのですが、関われることがうれしくて、日本公演が楽しみです」と笑顔。前作「トーテム」に続いてサポーターとなったサンドウィッチマンの伊達は「11月11日と言えば、これまでは“ポッキーの日”でしたが、“キュリオスの日”も認定されたということで……これからは“キュリオスの日”ですね!」と紹介した。

2003年の「キダム」以来、15年ぶりにサポーターに就任したキャイ~ンのウドは「『キュリオス』にあこがれてこの世界に入りました!」と会場の笑いを誘う。チャラン・ポ・ランタンのももが「私たちは姉妹ユニットですが、姉の小春がアコーディオンを始めたきっかけが『アレグリア』を観たことだったんです」と明かすと、2人はオリジナルの「キュリオスのテーマ」を歌唱した。

続いてスペシャルサポーターの橋本環奈中村勘九郎中村七之助、中村勘太郎からのビデオメッセージが放映される。本作について橋本は「人間って、こんな動きができるんだ」とコメントし、勘九郎と七之助は「サルティンバンコ」を何度も観に行った思い出を振り返りながら、最新作については「懐かしく、新しい」と評した。

サポーターたちが鑑賞席へ移動すると、ステージでは軟体生物のような柔軟性で魅せるコントーションのパフォーマンスが行われ、会場は拍手に包まれる。興奮冷めやらぬステージ上に現れた、シルク・ドゥ・ソレイユのアーティスティックディレクター・レイチェルは、本作について「スチームパンクとセピア色の世界観、近代的でレトロな世界が同時に存在するユニークな作品です。起こり得ないことが起こり得る世界になっています」と述べた。

キュリオスのアーティストたちと並んだ日本公演のサポーターたちは、その衣装に興味津々の様子。藤田は“電気通信”をモチーフとしたクララの横に並ぶと「スカートがすごい! メイクもかわいい!」と賞賛を送る。さらに小春のアコーディオン演奏に合わせてアコーディオンをモチーフとしたニコが踊るというコラボレーションも見られた。そんなニコに近付いたウドが奇妙な動きを見せておどけると、ニコも同調して真似を始める。これを見ていた天野は「波長が合いますね……」と苦笑いしつつ、ツッコんだ。

最後に小倉が「本当に楽しい作品なので、初めての方もたくさん観ていただけたら」と締めくくった。日本公演は東京を皮切りに、大阪・名古屋・福岡・仙台を巡演する。

シルク・ドゥ・ソレイユ「ダイハツ キュリオス」

2018年2月7日(水)~4月8日(日)
東京都 お台場ビッグトップ

2018年7月26日(木)~10月29日(月)
大阪府 中之島ビッグトップ

2018年11月22日(木)~2019年1月27日(日)
愛知県 名古屋ビッグトップ

2019年2月15日(金)~3月31日(日)
福岡県 福岡ビッグトップ

2019年4月~
宮城県 仙台ビッグトップ

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