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浦井健治主演「ペール・ギュント」に趣里、ユン・ダギョン、マルシアら

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日韓文化交流企画「ペール・ギュント」ビジュアル(撮影:細野晋司)

日韓文化交流企画「ペール・ギュント」ビジュアル(撮影:細野晋司)

浦井健治がタイトルロールを務める「ペール・ギュント」の出演者や公演スケジュールが発表された。

日韓文化交流企画と銘打たれた今回は、浦井のほか、ワークショップオーディションなどから選ばれた14名の日本キャストと、5名の韓国キャストが出演。ペールの恋人ソールヴェイ役を趣里、彼の母親オーセ役をマルシアが演じるほか、韓国の舞台や映像で活動するユン・ダギョン、演出のヤン・ジョンウンが芸術監督を務める劇団旅行者の看板俳優たちが名を連ねている。

ヤン・ジョンウンは、「焼肉ドラゴン」初演時に鄭義信と共に演出を務めたほか、平昌冬季オリンピック開・閉会式の総合演出を務めることも発表された、韓国の気鋭の演出家。彼が演出を手がけた韓国版「ペール・ギュント」は2009年に初演、2013年には第20回BeSeTo演劇祭にて来日公演も行われ、さらに大韓民国演劇大賞の大賞および演出賞を受賞した。

今回の日韓版についてヤン・ジョンウンは、“ペールの旅というファンタジーと、ソールヴェイが長い間ペールを待ち続ける現実という時空間のミステリーを旅したい、そしてエンディングでペールとソールヴェイが何に対面するのかを集まってくれる俳優とともに探りたい”、と構想を語っている。また浦井の魅力については「公演を観るたび、また会うたびにまったく異なる印象を抱かせてくれるところ。特に映像で観た『ビッグ・フェラー』(14年)のラストシーンの中年男性には驚きました。会話をしていても直感で本質をつかみ取り、自分に大きなインスピレーションを与えてくれる存在」と期待を寄せている。

公演は12月6日から24日まで東京・世田谷パブリックシアター、12月30・31日に兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールにて上演される。チケットは9月24日に販売を開始。

日韓文化交流企画 世田谷パブリックシアター+兵庫県立芸術文化センター 世田谷パブリックシアター開場20周年記念公演「ペール・ギュント」

2017年12月6日(水)~24日(日)
東京都 世田谷パブリックシアター

2017年12月30日(土)・31日(日)
兵庫県 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール

原作:ヘンリック・イプセン
上演台本・演出:ヤン・ジョンウン
出演:浦井健治 / 趣里万里紗、莉奈、梅村綾子、辻田暁、岡崎さつき / 浅野雅博、石橋徹郎、碓井将大古河耕史いわいのふ健、今津雅晴、チョウ・ヨンホ / キム・デジン、イ・ファジョン、キム・ボムジン、ソ・ドンオ / ユン・ダギョンマルシア ほか

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