愛、支配、嫉妬、差別、イヴォ・ヴァン・ホーヴェが斬り込む「オセロー」来日

「『オセロー』日本初演」が11月3日から5日まで東京・東京芸術劇場 プレイハウスにて上演される。

演出を手がけるのは、ミュージカルからオペラ、映画と幅広く活躍し、トニー賞、オリヴィエ賞など数々の受賞歴を持つオランダの演出家イヴォ・ヴァン・ホーヴェ。彼が芸術監督を務めるトネールグループ・アムステルダムにより2003年に初演された本作は、黒人の軍人オセロー役を白人の俳優が演じ、支配や差別といった問題に鋭く斬り込んだ演出が高い評価を得た。日本での上演は今回が初めてとなる。

なお10月に同劇場で上演されるシルヴィウ・プルカレーテ上演台本・演出、佐々木蔵之介主演「リチャード三世」とのセット券も販売中。