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鎌塚氏、3年ぶりにカムバック!三宅弘城が意欲「目指せ寅さん」

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M&Oplaysプロデュース「鎌塚氏、腹におさめる」公開フォトコールより、左から三宅弘城演じる鎌塚アカシ、二階堂演じる綿小路チタル。

M&Oplaysプロデュース「鎌塚氏、腹におさめる」公開フォトコールより、左から三宅弘城演じる鎌塚アカシ、二階堂演じる綿小路チタル。

倉持裕が作・演出を手がける「鎌塚氏、腹におさめる」が明日8月5日に東京・本多劇場にて開幕。これに先がけ、初日前会見と公開フォトコールが昨日8月3日に行われた。

本作は、2011年にスタートした三宅弘城主演「鎌塚氏」シリーズの第4弾。今作では、“完璧なる執事”こと鎌塚アカシ(三宅)と、鎌塚が仕える綿小路家の一人娘・綿小路チタル(二階堂ふみ)が殺人事件の解決に向けて奮闘する。

フォトコールは、執事長の鎌塚(三宅)、女中の太田代テマリ(猫背椿)、庭師の毛呂ヨシミ(我が家谷田部俊)がチタル(二階堂)の推理に耳を傾けるシーンからスタート。そこにチタルの父・綿小路サネチカ(大堀こういち)やチタルの叔父・鬼集院ヤサブロウ(眞島秀和)、ヤサブロウの従者・宇佐スミキチ(玉置孝匡)も加わり、綿小路家の居間はさらに賑やかになっていく。華やかなワンピースを身につけた二階堂は、探偵ごっこに熱中するお嬢様を好演。また三宅は“完璧なる執事”として軽やかに自身の業務を遂行していく。

初日前会見には、演出の倉持と出演者7人が出席。倉持は本作について、「推理ものですが、しっかり笑える作品になっています。これまでのシリーズではヒロインの方々に歌っていただきましたが、今回も二階堂ふみさんがちょっとだけ歌いますので、そこに注目していただければ」と解説。主演の三宅は「鎌塚氏が3年ぶりに帰ってきます」と挨拶し、「『鎌塚氏』シリーズは、公演ごとに仕えるご主人様や給仕の仲間たちも変わるので、目指すは『寅さん』シリーズですね。毎回『鎌塚氏、○○する』というタイトルに向けて芝居をしているのですが、これについて倉持さんが『鎌塚氏シリーズは偉大なる予定調和だ』とおっしゃっていたのが印象的で。今回はどういう風に腹に収めるのか、楽しみにしていただければと思います」と期待を煽る。また、記者から三宅の尊敬できる点を問われた倉持は「僕の笑いはわかりやすいものではないので、それをポップに変換してお客さんに的確に届けてくださるところをとても信頼しています」と絶賛した。

かねてより本シリーズのファンだったという二階堂は、17歳のときに2作目「鎌塚氏、すくい上げる」を観劇した際のエピソードを披露。また「ずっと好きだったシリーズに出演できるということで、うれしいと同時にドキドキしています」と胸中を明かし、シリーズ全作に出演している玉置は「『鎌塚氏』の夏が来るとワクワクしますね。とにかくお客様に楽しんでいただけるようにがんばります」と意気込みを語った。

初登場となる眞島は「人気シリーズに出演させていただくので緊張していますが、鬼集院ヤサブロウという役目に名前負けしないようにがんばります」とはにかみ、続く谷田部は「こんなベテランの方々に囲まれて……芝居が下手なのがバレないようにがんばります(笑)」と冗談めかして答える。また猫背は「本作はいつもかわいらしい世界観なので、それを壊さないようにかわいらしく参加できたらと思います」とニコリ。大堀は自身の役どころについて、「死んじゃうんですよねえ、僕の役は(笑)。死んだあとにどう物語に絡んでくるか、そこに注目していただければ。あと、二階堂ふみちゃんのお父さん役ということでドキドキしてます」とコメントし、会場の笑いを誘った。

東京公演は8月27日まで。その後、8月から9月にかけて愛知、大阪、島根、広島、宮城、富山、静岡を巡演する。

※初出時、人名表記に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

M&Oplaysプロデュース「鎌塚氏、腹におさめる」

2017年8月5日(土)~27日(日)
東京都 本多劇場

2017年8月29日(火)・30日(水)
愛知県 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール

2017年9月2日(土)・3日(日)
大阪府 サンケイホールブリーゼ

2017年9月5日(火)
島根県 島根県民会館 大ホール

2017年9月7日(木)
広島県 JMSアステールプラザ 大ホール

2017年9月13日(水)
宮城県 電力ホール

2017年9月15日(金)
富山県 富山県民会館ホール

2017年9月18日(月・祝)
静岡県 静岡市清水文化会館(マリナート)大ホール

作・演出:倉持裕
出演:三宅弘城二階堂ふみ眞島秀和谷田部俊玉置孝匡猫背椿大堀こういち

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