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本当に10歳に見える?「見えます」と三谷が太鼓判、「子供の事情」明日開幕

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シス・カンパニー公演「子供の事情」より。(撮影:青木司)

シス・カンパニー公演「子供の事情」より。(撮影:青木司)

「子供の事情」が、明日7月8日に開幕。それに先がけ本日7月7日に最終通し稽古が行われ、作・演出の三谷幸喜と出演者たちが意気込みを述べた。

舞台は東京・世田谷の小学校。放課後の4年3組の教室には、“スーパーエイト”と呼ばれるいつものメンバーが残っている。アニキ(天海祐希)、ホリさん(吉田羊)、ゴータマ(小池栄子)、ヒメ(伊藤蘭)、ジゾウ(春海四方)、ドテ(小手伸也)、リピート(浅野和之)、そして彼らにあだ名をつけたホジョリン(林遣都)だ。学級委員のソウリ(青木さやか)はいつも彼らに目を光らせているが、そこへある日、ミステリアスな転校生のジョー(大泉洋)が現れ、クラスのパワーバランスには変化が起きる……。

上演に向けて三谷は「やはり皆さんが一番気になるのは、最年少26歳、最年長63歳の大人の俳優たちが、本当に10歳の子供に見えるのか、ということだと思います。ここだけの話、僕も不安でした。でも大丈夫。見えます」と力強くコメント。天海は「子供時代を振り返り、自分を愛おしんであげたい気持ちになりました。きっと懐かしい気持ちになると思いますよ」と語り、大泉も「今回は、子供の気持ちで読むとグッとくる部分と大人の世界と変わらない怖さもあって、三谷さんらしさと同時に、新たな一面も感じさせる面白さがありますね」と見どころを述べている。公演は明日7月8日から8月6日まで、東京・新国立劇場 中劇場にて。

三谷幸喜コメント

やはり皆さんが一番気になるのは、最年少26歳、最年長63歳の大人の俳優たちが、本当に10歳の子供に見えるのか、ということだと思います。ここだけの話、僕も不安でした。でも大丈夫。見えます。力のある俳優が揃えば出来ないことはないのです。どうしても子供に見えない時は、想像力を目一杯働かせて下さい。必ず見えます!

天海祐希コメント

登場人物全員に愛情が注がれていて、一人ひとりがちゃんと自分の人生を歩める……。その上で、全員が見事なハーモニーを創り出しています。そんな三谷さんの作品に関われるのは本当に幸せです。今回、子供時代を振り返り、自分を愛おしんであげたい気持ちになりました。きっと懐かしい気持ちになると思いますよ。

大泉洋コメント

三谷さんが書下ろしの舞台に出演させていただくのは2作目で、なんと稽古前には台本が完成していて正直焦りました(笑)。今回は、子供の気持ちで読むとグッとくる部分と大人の世界と変わらない怖さもあって、三谷さんらしさと同時に、新たな一面も感じさせる面白さがありますね。

吉田羊コメント

大人顔負けの裏切りや駆け引きも繰り広げられていますが、そこは「10歳」という前提があるからこそ、生々しくなく笑って観られるお話です。これはある種、三谷さん流のファンタジーであり、優しさなのかもしれません。「こんなこと言っててもみんな10歳なんだよね」とニヤニヤと観ていただけると思います。

小池栄子コメント

三谷さんとのお仕事は今回が初めて。それなのに、私の小学生時代を覗かれていたのか!?と思う場面があるんです(笑)。でも、実は軸となる考え方は、10 歳の頃と今とそれほど違わないかも……。だから、あまり10歳を意識しなくても、三谷さんの台本そのままにやっていたら面白くなった、という実感ですね。

伊藤蘭コメント

この台本を読んでいると、昔の記憶を呼び起こされます。子供なりに悩みがあり、傷ついたり、笑い合ったりしながら、いつの間にか大人になってしまう。でも、人間って、根っこでは、そんなに変わらないのかもしれないな、とも思いました。「自分もそうだったなあ」と思い出しながら観ていただけたら嬉しいですね。

シス・カンパニー公演「子供の事情」

2017年7月8日(土)~8月6日(日)
東京都 新国立劇場 中劇場

作・演出:三谷幸喜
演奏:荻野清子
出演:天海祐希大泉洋吉田羊小池栄子伊藤蘭林遣都青木さやか小手伸也春海四方浅野和之

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