水泳シーンはストロークで表現「男水!」松田凌、公開稽古で作品愛語る

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5月に上演される「男水!」の公開稽古が、本日4月17日に都内にて行われた。

「男水!」公開稽古より。

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「男水!」公開稽古より。

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木内たつやのスポーツマンガ「男水!」を原作とした本作。吉谷光太郎が脚本・演出を手がける舞台版には、1月から3月にかけて放送されたドラマ版同様、松田凌宮崎秋人安西慎太郎らが出演する。

「男水!」公開稽古より。

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本日公開されたのは、東ヶ丘高校と龍峰高校の合同記録会のシーン。舞台の上手と下手に配置された台は、ときに選手たちのスタート台となり、ときには両校の応援席として使用される。2つの台に挟まれた舞台の中央では、滝結太(佐藤永典)と仁科譽(黒羽麻璃央)のフリー対決や、篠塚大樹(宮崎)、藤川礼央(安西)、市村真幸(齊藤教兵)による白熱したレースが繰り広げられた。演出の吉谷を中心に段取りの確認を入念に行いながら、キャスト陣は真剣な眼差しで稽古に打ち込み、約30分間の公開稽古は終了。

「男水!」公開稽古より、囲み取材の様子。

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稽古後に行われた囲み取材には、松田、宮崎、安西をはじめとするメインキャスト10名が出席。榊秀平役の松田は「素直な気持ちを言うと、僕は『男水』という原作が大好きです」と打ち明け、「その気持ちは応援してくださっているみなさんと変わらないと思います。そういった気持ちを忘れずに、この作品をしっかりと舞台で表現したい。最前列のお客様から最後列のお客様まで楽しんでもらえるように、キャスト、スタッフ一同尽力します」と思いをを語る。

左から赤澤燈、宮崎秋人、松田凌。

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篠塚大樹役を演じる宮崎は「毎日、1シーンずつ丁寧に作っています。演出の吉谷さんとキャストのみんなとディスカッションしながら、いいものを作ろうと一丸となって進めている最中です」とコメント。またドラマ版を振り返り、「篠塚は正直、掴みづらい役でした。ドラマはドラマで一つの形を提示できたと思うので、舞台にあたってもう一度ゼロから篠塚と向き合って、篠塚の人物像を再構築できたらと思います」と真摯に語った。

左から廣瀬智紀、安西慎太郎、佐藤永典。

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藤川礼央役の安西は「こうしてまた『男水』という作品に出られることを幸せに思います」と喜びを語り、「この気持ちを舞台上で表現して、お客様にしっかり届けたい。藤川の新たな一面や可能性を見せられるようにがんばります」と意気込んでみせる。また小澤廉は自身が演じる平光希を「知れば知るほど怖い部分もあるが、熱い闘志を内に秘めている魅力的なキャラクター」と分析。そして「原作の平を自分の身体に宿して、惹きつけられるような演技ができれば」と意欲を見せる。さらに神宮一虎役を務める池岡亮介は「舞台上に水はないですが、想像力をかきたてるようなパフォーマンスを披露したいです」と抱負を述べた。

左から赤澤燈、宮崎秋人、松田凌、廣瀬智紀、安西慎太郎。

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東ヶ丘のマネージャー・小金井晴美役の赤澤燈は「原作ファンの方も楽しめる作りになっていると思います。舞台ならではの表現の仕方を楽しみにしていてください」と観客の期待を煽り、滝結太役を演じる佐藤は「心を込めて稽古して、熱いものを届けたい」と決意を明かす。続く東ヶ丘のコーチ・川崎亮也役の廣瀬智紀は「愛を持って演じさせていただいています」と笑顔を見せ、「役をまっとうして、しっかりと川崎の人間像を立ち上げたい」と力強く答えた。

「龍峰は女子マネージャーを募集しているので、マネージャーになった気持ちで劇場に来てもらえれば」と笑顔で答えたのは、仁科譽役の黒羽麻璃央。原田ダニエル役を演じる神永圭佑は、ドラマ版には登場しなかった原作シーンが盛り込まれていると明かし、「皆さんの期待を上回れるようにがんばります」とアピールした。

「男水!」公開稽古より。

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またキャスト陣は、ストロークのみで表現されるレースシーンにも言及。佐藤が「今日少しフリーを泳ぐシーンをやったんですが、(ストロークを)エアーでやるのは地獄でした」と苦労を語ると、黒羽も「実際に水中で泳いでるほうが楽でしたね」と頷いてみせる。さらに筋トレの話題になると、「腹筋が1番キレイなのは晴美ちゃん(赤澤)」「佐藤くんは筋トレとして岩盤浴に通っている」というエピソードも飛び出すなど、取材は終始和やかに進行した。

「男水!」公開稽古より。

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最後にキャストを代表して松田が挨拶。「今このメンバーが集まって『男水』を上演できるというのは、すごく貴重なことだと思うんです。今日みんなが話した意気込みが嘘ではなかったと証明できる自信があるので、ぜひ劇場に足を運んでください」と観客に熱いメッセージを送った。公演は5月11日から21日まで東京・シアター1010、5月24日から28日まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて。

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「男水!」

2017年5月11日(木)~21日(日)
東京都 シアター1010

2017年5月24日(水)~28日(日)
大阪府 森ノ宮ピロティホール

原作:男水!(木内たつや / 白泉社『花とゆめ』)
脚本・演出:吉谷光太郎

キャスト

榊秀平:松田凌
篠塚大樹:宮崎秋人
藤川礼央:安西慎太郎

小金井晴美:赤澤燈
滝結太:佐藤永典
平光希:小澤廉
仁科譽:黒羽麻璃央
神宮一虎:池岡亮介
原田ダニエル:神永圭佑

市村真幸:齊藤教兵
村上英輔:奈須田雄大
高浦一郎:津嘉山寿穂
高浦二郎:櫻井圭佑
森親太郎:上村海成

磯村邦夫:河野洋一郎

川崎亮也:廣瀬智紀

毛利光汰、佐藤葵、兼尾洋泰、加来亮凪、吉田邑樹、山田諒、町田尚規、神田聖司、村上貴亮、深澤悠斗

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(c)男水!製作委員会

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zozozo-town @Sebastian_hw

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