「TRICKSTER」開幕に細貝圭ら意気込み、8月にBDリリース決定

「TRICKSTER～the STAGE～」が、昨日4月12日に東京・Zepp ブルーシアター六本木にて開幕した。

本作は、テレビアニメ「TRICKSTER -江戸川乱歩『少年探偵団』より-」が原作。脚本・演出を松多壱岱が手がける舞台版では、アニメでは描かれなかった怪人二十面相と明智小五郎の戦いを、歌やダンス、アクション、プロジェクションマッピングを取り入れたライブエンタテインメントとして上演する。

昨日のゲネプロ後に行われた囲み取材には、出演者の細貝圭、鳥越裕貴、赤澤燈、赤澤遼太郎、山口大地、輝山立、古谷大和、今川碧海、斎藤准一郎、鯨井康介が登壇。怪人二十面相役を演じる細貝は「とても緊張しましたが、まずは無事に（ゲネプロを）終えられてよかったなと。これからどんどん精度を高めていけたらと思います」と意欲を見せ、小林芳雄役の鳥越は「とにかくこの役をしっかりと演じ切って、お客様にお届けしたいと思います」と決意を述べる。

山根たすく役の今川は今回が初舞台。出演にあたって、「いろいろと苦労した部分はあるんですが、とても楽しくできているので、ぜひ見守ってもらえたらと思います」と心境を語り、怪我の影響で杖をついて生活している井上了を演じる赤澤遼太郎は、杖の扱いに苦戦したエピソードを明かした。

劇中で披露されるナンバーについて、鯨井は「自分たちで言うのもなんですが、とても耳に残る楽曲が多いんです」と本作の魅力を力説。また赤澤燈がお気に入りのナンバー「名探偵になりたい」を口ずさんで、キャストの笑いを誘う一幕も。そして最後に細貝が「とても盛りだくさんな内容で、観に来ていただいたお客様に絶対に楽しんでいただける作品になっています。5日間という短い期間ですが2公演ずつあるので、しっかりと全員で乗り切っていけたらと思います。よろしくお願いいたします」と挨拶し、取材を締めくくった。公演は4月16日まで。またこのたび、本公演のBlu-rayが8月29日に発売されることも発表された。