日本芸術院賞に大槻文藏、市川左團次、鳥羽屋里長ら9名

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第73回日本芸術院賞の受賞者が、本日3月22日に発表された。

卓越した芸術作品と認められた制作者、および芸術の進歩に貢献する顕著な業績があると認められた者に贈られる本賞。美術、文芸、音楽・演劇・舞踊の3部門から9名が選出され、能楽師の大槻文藏、歌舞伎俳優の市川左團次、三味線方の鳥羽屋里長が日本芸術院賞を受賞。また歌舞伎劇評で知られる評論家の渡辺保は、恩賜賞ならびに日本芸術院賞を獲得した。

大槻は、能の最高秘曲と復曲における優れた舞台成果、また大阪能楽界の発展および後進育成の業績、左團次は、「助六由縁江戸桜」における髭の意休役、「仮名手本忠臣蔵」における高師直役と桃井若狭之助役の演技、鳥羽屋は、長年にわたって歌舞伎長唄に尽くした業績がそれぞれ評価された。受賞者には賞状、賞牌、賞金が贈られ、授賞式は6月19日に行われる。

第73回日本芸術院賞

恩賜賞・日本芸術院賞

高木聖雨(「高」ははしごだかが正式表記)、渡辺保、一柳慧

日本芸術院賞

西田俊英、根岸右司、高樹のぶ子(「高」ははしごだかが正式表記)、大槻文藏、市川左團次、鳥羽屋里長

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