「岸田國士戯曲賞」最終候補8作品を期間限定でWeb公開

第61回 岸田國士戯曲賞の最終候補全8作品が本日2月21日から28日までの期間限定で、閲覧システム「YONDEMILL」にて公開された。

これは賞を主催する白水社の、「選定に関わる立場以外の方々にも選考会までに候補作品に目を通していただけるのが何より重要」という考えに基づく候補作品公開への呼びかけに、劇作家が応える形で実現したもの。

公開されているのは、市原佐都子「毛美子不毛話」、上田誠「来てけつかるべき新世界」、長田育恵「SOETSU －韓くにの白き太陽－」、オノマリコ「THE GAME OF POLYAMORY LIFE」、瀬戸山美咲「埒もなく汚れなく」、林慎一郎「PORTAL」、平塚直隆「ここはカナダじゃない」、山縣太一「ドッグマンノーライフ」の上演台本。

なおこの最終候補作品を対象に、選考会が2月27日18:00より東京・學士會館にて行われる。選考委員として岩松了、岡田利規、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、野田秀樹、平田オリザ、宮沢章夫の6人が参加する。