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中谷美紀×井上芳雄出演、D.ルヴォー演出「黒蜥蜴」が2018年に上演決定

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デヴィッド・ルヴォー演出「黒蜥蜴」が2018年1・2月に東京・大阪にて上演され、中谷美紀と井上芳雄が出演することが発表された。

「黒蜥蜴」は、江戸川乱歩の原作をもとに三島由紀夫が執筆した戯曲。美貌の女盗賊・黒蜥蜴と名探偵・明智小五郎が繰り広げる耽美な香りに満ちた物語だ。その黒蜥蜴役を中谷、明智小五郎役を井上芳雄が演じる。

演出を手がけるのは、日本では2016年に「ETERNAL CHIKAMATSU」を上演したデヴィッド・ルヴォー。ルヴォーは黒蜥蜴役に必要な条件に絶世の美女であること、謎めいていた魅力の持ち主であることの2点を挙げ、「中谷美紀さんは、そのすべての要素にかなうだけでなく、繊細な部分も併せ持っていて、申し分ありません」と太鼓判を押す。また井上についても「『ルドルフ ~ザ・ラスト・キス~(2012年 帝国劇場)』でご一緒した井上芳雄さんは、他者からの共感を呼ぶことができる才能に恵まれた俳優で、クールで知性的な点でも、明智にふさわしいでしょう」と期待を寄せる。

そんなルヴォーに対し中谷は「『言葉の魔術師』という感じで、人を抵抗なく説得する天才なのではないかと思っています。人の不安材料を取り除いたり、ご自分の世に引き込む力がある方だと思うので、ぜひ私も魔法にかけて頂きたいと思っています」と意気込みを語る。井上も「ルヴォーさんの演出は魔法にかけられているような、演出を受けて本番中も知らないうちに彼の意図する作品の世界に連れていかれているという経験だったので、『もう一度あの中に行きたい』と思っていました」と述べ、「数年が経ち、お互いに日々少しずつ変化していると思うので、今の彼が何を考えて、何を表現しようとするのかを知りたいですし、一緒に良い作品を作れたらこんな幸せなことはないと思います」と語っている。

チケットの発売日など詳細は続報を待とう。

デヴィッド・ルヴォー コメント

中谷美紀について

黒蜥蜴役は、まず目を見張るような絶世の美女でなければなりません。同時にある種の緊張感を持ち、何かに駆り立てられている女性で、謎めいており、この人のことを知りたいと、周囲に思わせる磁力の持ち主。中谷美紀さんは、そのすべての要素にかなうだけでなく、繊細な部分も併せ持っていて、申し分ありません。

井上芳雄について

明智は、完全にアウトサイダーであり、ハンフリー・ボガードのようなハードボイルドですが、まっとうなモラルも併せ持っています。『ルドルフ ~ザ・ラスト・キス~(2012年 帝国劇場)』でご一緒した井上芳雄さんは、他者からの共感を呼ぶことができる才能に恵まれた俳優で、クールで知性的な点でも、明智にふさわしいでしょう。もう王子様役は十分でしょうから(笑)、新たなハードボイルド役に期待しています。

中谷美紀 コメント

出演にあたって

今回、江戸川乱歩が創作し、三島由紀夫が書かれた物語をデヴィッド・ルヴォーさんが演出されるということで、三島さんが巧みに描かれた文章を表現することは容易なことではないですし、とても大きな劇場で演じるということに恐れを抱き、逡巡もしたのですが、やはり心が動いてしまい、出演させていただくことを決めました。
ルヴォーさんとスタッフの方々が温かく支えてくださるということと、また、井上芳雄さんという素晴らしい明智小五郎さんにもめぐり会えるようですので、自らの身を委ねてみたいと思います。

「黒蜥蜴」という作品の魅力

耽美的でありながら、毒も含んでいて、きちんとエンターテイメントになっている、とても分かりやすい物語であるということが、この作品の魅力なのではないでしょうか。

デヴィッド・ルヴォーについて

「言葉の魔術師」という感じで、人を抵抗なく説得する天才なのではないかと思っています。人の不安材料を取り除いたり、ご自分の世に引き込む力がある方だと思うので、ぜひ私も魔法にかけて頂きたいと思っています。

井上芳雄の印象

私自身は本作が舞台4作目と経験がありませんが、井上さんはミュージカルスターであることはもちろん、ストレートプレイでも実のあるお芝居をなさる方ですので、いろいろ教えて頂き、助けて頂けることを期待しています。

井上芳雄 コメント

出演にあたって

この作品をやりたいと感じた一番の理由はルヴォーさんの演出だということです。過去に『ルドルフ ~ザ・ラスト・キス~』での経験が素晴らしかったので、いつかまたご一緒したいという気持ちがあり、ルヴォーさんが来日するたびに顔を見せに行き、「いつかまた一緒にやりたい」と言い続けてきました。今回のタイミングでお話を頂き、是が非でもやりたいとお返事しました。

「黒蜥蜴」という作品の魅力

お恥ずかしながら三島さんの作品はそこまで多く読んだことは無いのですが、もともと「黒蜥蜴」はすごく好きで、話自体に興味がありました。「黒蜥蜴」というキャラクターに魅力がありますし、作品で描かれている時代の日本は今の日本に無いものが沢山あるので、不思議な話ではありますが、ずっとすごく好きな作品でしたね。ルヴォーさんとやりたいというのは第一ではありましたが、題材が「黒蜥蜴」だったということも二重のラッキーでした。

デヴィッド・ルヴォーについて

今までいろんな演出家の方とご一緒させて頂いていますが、ルヴォーさんの演出は魔法にかけられているような、演出を受けて本番中も知らないうちに彼の意図する作品の世界に連れていかれているという経験だったので、「もう一度あの中に行きたい」と思っていました。数年が経ち、お互いに日々少しずつ変化していると思うので、今の彼が何を考えて、何を表現しようとするのかを知りたいですし、一緒に良い作品を作れたらこんな幸せなことはないと思います。

中谷美紀の印象

以前、ドラマで一度ワンシーンだけご一緒して、その時は一瞬お会いしただけだったのですが、その一瞬だけでも「ご一緒できて良かった」と思える方でした。女優さんとして素晴らしいのはもちろんなのですが、その現場で中谷さんは主演だったのにもかかわらず、現場の誰よりも気を遣っていて、「こんなことってあるのかな」と信じられない程、素敵な印象しかありません。今回、舞台で「黒蜥蜴」と「明智」としてご一緒できることを本当に光栄に思います。

「黒蜥蜴」

2018年1月 
東京都 日生劇場

2018年2月上旬 
大阪府 梅田芸術劇場メインホール

原作:江戸川乱歩 
脚本:三島由紀夫 
演出:デヴィッド・ルヴォー
出演:中谷美紀、井上芳雄 ほか

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