「ダンガンロンパ2」再演に横浜流星が意欲「初演よりパワーアップしたい」

2017年3・4月に東京、大阪にて上演される「スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE～さよなら絶望学園～2017」の制作発表が、本日11月30日に都内で行われた。

会見には、横浜流星、ダンスボーカルグループ・フェアリーズの伊藤萌々香、井上正大、植田圭輔、伊波杏樹、高橋ユウ、お笑いコンビ・ニューロマンスのおにぎり、高野祐衣、中田クルミ、西洋亮、濱頭優、蜂谷晏海、山口真季、いしだ壱成、鈴木拡樹、神田沙也加が登壇した。

主人公・日向創役を務める横浜は「僕自身もそうなのですが、日向くんはみんなに支えられながら、勇気を持って前に進んでいくキャラクター」と自身と役の共通点を挙げ、「皆さんと力を合わせて、初演よりパワーアップしたものをお届けできるようにがんばります」と意気込みを語る。今回が初舞台となる伊藤は、緊張の面持ちを覗かせながらも、「原作ファンとして、七海千秋役を精一杯演じ切りたいです」とコメント。また田中眼蛇夢役の井上は「個性豊かなキャラクターを演じられてうれしい。前作よりももっと“中二病感”を出せたら」と答え、会場の笑いを誘った。

シリーズ初出演となる九頭龍冬彦役の植田は、ドレスアップしているキャスト陣を見渡し、「皆さんドレッシーなのに、僕だけ原宿で買い物したみたいな格好で来ちゃいました……」と照れつつ、「精一杯取り組みますのでよろしくお願いします！」と宣言。初演に引き続き、澪田唯吹役を演じる伊波は「澪田唯吹として生きられることをうれしく思います。カンパニーの皆さんと素敵なものを作りたいです」と笑顔を見せた。

豊満な身体が特徴的な終里赤音役を演じるのは高橋。「前回は胸のボリュームアップに苦戦したんですが、今回は“プロ級”にボリュームアップできるようになったんです！」と自信たっぷりに答え、おにぎりは「弐大猫丸らしいところを出して、いいものを作っていきたいです」と元気に挨拶した。また罪木蜜柑役を務める倉持は「グラビアアイドルらしく、セクシーなみかんちゃんを演じられたら」とアピール。同じくWキャストとして蜜柑役を演じる高野は、昨年2015年にアイドルグループ・NMB48を卒業したばかり。「これまで大阪を拠点に活動していたので、大阪公演が特に楽しみです」と心境を明かした。

本作で初舞台を踏むソニア・ネヴァーマインド役の中田は、自らの役柄について「外国人で王女様というソニア様とはかけ離れているのですが……少しでも近づけるようにがんばります」と意欲を見せ、十神白夜役の西は「久しぶりに衣装に袖を通したらちょっと痩せていたので、マズいなと思いました（笑）。演技も身体も成長した姿を見せられれば」とはにかむ。続く辺古山ペコ役の濱頭は「再びペコちゃんが演じられてうれしいです。ペコちゃんの研ぎ澄まされた雰囲気を表現できるように務めます」と意気込みを述べた。

Wキャストとして小泉真昼役に臨む蜂谷、山口は「再演にあたって、大きく進化したステージをお届けしたい」「本番まで作品と向き合って、小泉真昼ちゃんになりきれるようにがんばります」とそれぞれの思いを語り、左右田和一役のいしだは「初心に立ち返って、カンパニーの皆さんと精一杯作品を作っていきます」と力強く答えた。

前作同様、狛枝凪斗役を務める鈴木は「『こんな人いる？』って思うくらいにそれぞれが個性的なキャラクターなのに、実はみんな人間臭いんです。『ダンガンロンパ』は、人間ドラマが楽しめる作品だと思います」と本作の魅力を語り、「緊張とプレッシャーはいい意味でとらえつつ、狛枝凪斗くんに寄り添う形でがんばっていきたい」とコメント。9月まで放送されていたアニメ「『ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園-』未来編」と「絶望編」の終了を嘆く神田は「まだアニメのロスが続いてる感じもあるんですが（笑）、この気持ちは『スーパーダンガンロンパ2』再演で埋められるんじゃないかなと思います」と笑顔を見せ、自身の映像出演について「カンパニーのみんなと毎日稽古場で会えるわけではないので、ちょっぴり寂しいですが……『ダンガンロンパ』の一員として全身全霊で盛り上げます！」と意気込みを述べた。

本作は、人気ゲーム「ダンガンロンパ」の舞台化第2弾として、2015年に上演された「スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE～さよなら絶望学園～」の再演版。“超高校級”の個性溢れる高校生たちが、南の島で“コロシアイ修学旅行”を繰り広げる。なお本日の会見終了後には、伊藤演じる七海千秋のビジュアルも公開された。

公演は2017年3月16日から26日まで東京・Zeppブルーシアター六本木、3月30日から4月2日まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて行われ、チケットの一般販売は2017年1月14日10:00に開始する。