マームとジプシー「てんとてん」、2017年に新潟・豊橋で公演

マームとジプシーの「てんとてんを、むすぶせん。からなる、立体。そのなかに、つまっている、いくつもの。ことなった、世界。および、ひかりについて。」の、新潟・豊橋公演が発表された。

本作は、2014年に初演され、イタリアやチリなどでも上演された、藤田貴大率いるマームとジプシーのレパートリー作品の1つ。2001年と2011年を舞台に、パーソナルな記憶と、アメリカ同時多発テロや東北地方太平洋沖地震など、世界の歴史的な記憶とを対等な問題として描き出し、高い評価を得た。

同作が、2017年3月2日から4日まで、新潟・りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 スタジオA、3月18・19日に愛知・穂の国とよはし芸術劇場PLAT アートスペースにて上演される。チケット発売は、新潟が2017年1月12日、豊橋が1月28日。

なお藤田は、上演台本・演出を手がける「ロミオとジュリエット」の開幕が12月10日に控えている。レパートリー作品「てんとてん～」と最新作「ロミオとジュリエット」をぜひこの機会に観比べてみては。