鹿殺し「名なしの侍」で堂島孝平が熱唱!鳥越裕貴もラップ披露

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劇団鹿殺し「怒パンク時代劇『名なしの侍』」が、本日7月16日に東京・サンシャイン劇場で開幕。公演に先がけ、ゲネプロが行われた。

「怒パンク時代劇『名なしの侍』」ゲネプロの様子。

「怒パンク時代劇『名なしの侍』」ゲネプロの様子。

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次郎役の堂島孝平。

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吹奏楽ありの生バンドと時代劇を掛け合わせた“怒パンク時代劇”スタイルを打ち出し、劇団として初のサンシャイン劇場公演に挑む鹿殺し。本作では「曇天に笑う」の玉城裕規、「弱虫ペダル」の鳥越裕貴、シンガーソングライターの堂島孝平を客演に迎え、戦乱の世にひっそりと生きる名もなき侍たちの奮闘が描かれる。脚本は丸尾丸一郎、演出を菜月チョビ、音楽を入交星士とオレノグラフィティが担当。

虎蔵役のオレノグラフィティ。

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舞台上手に設置されたバンドブースにはギターのpiggy、ベースの奥泰正、ドラムの辰巳裕二郎の3名がスタンバイ。吹きすさぶ暴風と鳴り響く雷鳴ともに、今作のメインテーマとなるロックナンバー「名なしの侍」で幕が開く。死体の山の上で次郎(堂島)がギターをかき鳴らし、続く「田舎の侍」では謎の侍・虎蔵(オレノ)が侍としての誇りを熱く歌い上げた。

三郎役の鳥越裕貴。

三郎役の鳥越裕貴。[拡大]

戦争孤児が集まる剣術道場で暮らす直(菜月)や茂吉(丸尾)、両親の敵討ちに闘志を燃やす伝助(玉城裕規)、次郎の弟・三郎(鳥越裕貴)らのもとに虎蔵が流れ着く。やがて虎蔵を含めた直、茂吉、次郎、三郎の5人は天下取りを目指して旅に出ることに。その道中で歌われる「カリスマ侍」では三郎がラップを披露し、直と息の合った掛け合いを見せる。

奥から次郎役の堂島孝平、直役の菜月チョビ。

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そして舞台は死後の世界に移り、閻魔や鬼たちなど個性あふれるキャラクターが続々登場。物語の後半では、自らの居場所を探し求めて傷つきながらも旅をする侍たちの生き様が描かれ、登場人物たちの出生の秘密が徐々に明らかになっていく。

伝助役の玉城裕規。

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「怒パンク時代劇『名なしの侍』」の東京公演は24日まで。東京公演ののち、7月28日から31日まで大阪・ナレッジシアターにて上演される。また2003年に上演された「image -KILL THE KING-」が、劇団15周年記念企画の第3弾として再演されることも本日発表された。11月23日から12月4日まで東京・駅前劇場、12月8日から11日まで大阪・ABCホールで上演される。

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劇団鹿殺し「怒パンク時代劇『名なしの侍』」

2016年7月16日(土)~24日(日)
東京都 サンシャイン劇場

2016年7月28日(木)~31日(日)
大阪府 ナレッジシアター

作:丸尾丸一郎
演出:菜月チョビ
音楽:入交星士×オレノグラフィティ
出演:菜月チョビ、丸尾丸一郎、オレノグラフィティ、橘輝、鷺沼恵美子、浅野康之、近藤茶、峰ゆとり、有田杏子、椙山聡美、メガマスミ、木村さそり / 玉城裕規鳥越裕貴谷山知宏堂島孝平
演奏:piggy(Guitar、ex.pocketlife)、奥泰正(Bass、THE WELL WELLS)、辰巳裕二郎(Drums、花団)、椙山聡美、池田海人、石川湖太朗、長田典之、ちゃこ、中島ボイル、前川孟論、矢尻真温

劇団鹿殺し「image -KILL THE KING-」

2016年11月23日(水)~12月4日(日)
東京都 駅前劇場

2016年12月8日(木)~11日(日)
大阪府 ABCホール

作:丸尾丸一郎
演出:菜月チョビ

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黒いすなふきん @965uchi

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