エンデの「はてしない物語」を、月灯りの移動劇場がマイムとダンスで表現

浅井信好らによる月灯りの移動劇場が、4月22日から24日まで東京・六行会ホールにて「はてしない物語」を上演する。

国やジャンルの枠を超えた舞台芸術の創作を目指す、月灯りの移動劇場。お披露目公演となる今回はミヒャエル・エンデの「はてしない物語」を、マイムとダンスによるパフォーマンス仕立てで上演する。総合プロデュース・演出を手がけるのは、元山海塾舞踏手で、文化庁在外研修員としてバットシェバ舞踊団に派遣されたこともある浅井信好。音楽を、さまざまな映画やCM楽曲などの制作に携わるongaqが手がける。

上演にあたり、浅井からステージナタリーに寄せられたコメントは以下の通り。

浅井信好コメント

「プロジェクトの想い」
メンバーの数名が暮らすフランスでは農村部に突如テントが現れ、様々なエンターテインメントが上演されます。入場チケットはとても安価で子供から老人まで、誰もが気軽に芸術に触れることができます。
私共のプロジェクトでは、日本の農村部や医療施設、小学校などへ舞台芸術を届け、誰もが楽しめる環境作りを目標に、オリジナルの移動式テント劇場を用いた全国巡回公演を行おうとしています。
その第一弾として今回、劇場版のお披露目公演を実施し、私たちの作り出す世界を体験して欲しいと願っています。