蜷川幸雄が総合演出「1万人のゴールド・シアター」、65歳以上の出演者募集

12月に埼玉・さいたまスーパーアリーナにて上演される「1万人のゴールド・シアター2016」の、出演者募集に関する詳細が発表された。

応募要件は、2016年12月31日時点で65歳以上で、6月から7月に行われる説明会に1回、7・9～11月の稽古に計10回以上と、12月6・7日の舞台稽古、12月7日の公演に参加できること。演技経験の有無は問わない。その他の詳細は公式サイトで確認しよう。

「1万人のゴールド・シアター2016」は、埼玉・彩の国さいたま芸術劇場の芸術監督である蜷川幸雄が総合演出を務める、「老人の夢」をテーマにした大群集劇。脚本・構成をはえぎわのノゾエ征爾が、企画・構成を公益社団法人「企業メセナ協議会」代表理事専務理事で、さいたまトリエンナーレ総合アドバイザーの加藤種男が担当する。出演は、蜷川が2006年に創設した55歳以上の演劇集団さいたまゴールド・シアターのメンバーと一般公募による出演者たちから成る総勢1万人で、さらにスペシャルゲストも登場予定だ。