「ETERNAL CHIKAMATSU」東京初日を前に、深津絵里と中村七之助がコメント

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深津絵里中村七之助が初共演する舞台「ETERNAL CHIKAMATSU -近松門左衛門『心中天網島』より-」が、大阪公演を経て明日3月10日に東京・Bunkamura シアターコクーンにて開幕する。それに先駆け、本日3月9日に公開舞台稽古が行われた。

本作は近松門左衛門の代表作「心中天網島」をもとに、イギリス人演出家のデヴィッド・ルヴォーが構想を膨らませ、谷賢一が書き下ろした新作戯曲。妻子ある男性との命懸けの恋に苦悩する2人の女性、深津絵里演じる現代の売春婦・ハルと、中村七之助演じる江戸時代の遊女・小春が、時代を超えて通じ合うというファンタジックなストーリーだ。

公開稽古では、赤い杭の刺さった平台を動かし舞台の随所に橋を立ち上げる演出や、登場人物の感情描写を盛り上げる生演奏を披露。明日からの東京公演に向け、作品の完璧な仕上がりを見せた。また、深津、七之助、ルヴォーの3名からのコメントも到着。深津は「近松の古典的なお話をあえてイギリス人のルヴォーさんが演出に挑むことが、この作品のすべてなのではないかと思います」と見どころについて語っている。

深津絵里コメント

いよいよ初日です。まだ実感が沸いてないのが本音ですが少しでもお客様に楽しんでいただけるように全力を尽くすのみです。
どの時代でも上演されている近松の古典的なお話をあえてイギリス人のルヴォーさんが演出に挑むことが、この作品のすべてなのではないかと思います。そこが一番の見所だと思います。

中村七之助コメント

とてもいい緊張で初日を迎えられることが嬉しいです。
稽古で自分がやってきたこと、キャストスタッフ皆で同じ方向を向いて突き進んできたことを信じてやるだけです。
近松も初演は僕たちと同じパワーでやっていたのかなと思います。このチカマツもいつか古典になるかもしれません(笑)。ぜひともその初演を見逃さず観に来ていただきたいです。

デヴィッド・ルヴォー コメント

稽古で積み上げてきたことが形になり、とても興奮しているし、楽しみにしています。
この舞台は、息ぴったりのお二人(深津絵里さん、中村七之助さん)によって2つの世界が見事に合致しました。難しかったと思いますが、とても素晴らしいものができました。当初絵里さんには現代、七之助さんには過去を演じてもらおうと思っていましたが、結果的には、お二人とも未来を演じてくださいました。お客様に観ていただけるのが楽しみです。

「ETERNAL CHIKAMATSU -近松門左衛門『心中天網島』より-」

2016年3月10日(木)~27日(日)
東京都 Bunkamura シアターコクーン

作:谷賢一
演出:デヴィッド・ルヴォー
出演:深津絵里中村七之助 / 伊藤歩 / 中島歩入野自由矢崎広、澤村國久、山岡弘征、朝山知彦、宮菜穂子、森川由樹 / 中嶋しゅう / 音尾琢真 ほか

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読者の反応

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岩本 @Iwa_0312

エタチカのゲネプロ来てた(ノ≧∀≦)ノ

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