横浜ダンスコレクション2016、コンペティションの受賞者が決定

2月4日から7日まで横浜赤レンガ倉庫1号館にて行われた、横浜ダンスコレクション2016。コンペティションI、IIの受賞者がそれぞれ決定した。

「コンペティションI」には、15カ国133組が応募。9組の振付家が6・7日の本選に進んだ。その中から、審査員賞をAokid×橋本匠「フリフリ」、若手振付家のための在日フランス大使館賞を浜田純平 「Convey」、Touchpoint Art Foundation賞とMASDANZA賞を渡辺はるか「グランドフィナーレ」、奨励賞を伊東歌織「四角形のゆううつ」が受賞した。

25歳以下の新人振付家を対象にした「コンペティションII」では、43名の応募者の中から12名が4・5日の本選に進んだ。その中から、最優秀新人賞に新潟県出身の23歳、田村興一郎「飼育員」、奨励賞に埼玉県出身の23歳、江上真子「世界中の誰もが自分の不愉快に敏感に生きている。」が選ばれた。

「若手振付家の発掘と育成」「コンテンポラリーダンスの普及」を目指して1996年にスタートし、さまざまな振付家たちを輩出してきた横浜ダンスコレクション。今回の受賞者たちが今後どのような活躍を見せるのか注目したい。