お笑いナタリー

初代あら-1GPは謎の1年目女ピン芸人バターぬりえ

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本日8月31日(土)に東京・スペースFS汐留ホールにて行われた「あらびき団 presents あら-1グランプリ2013 supported by ソフトバンクモバイル ~売れずに終わってもつかみたい称号がある!?~」の決勝戦で、バターぬりえが初代「あら-1」グランプリに輝いた。

エントリー総数984組の中から決勝に進出したのはオーケストラシンガー、ギャルズ、庄司智春、ハブ、ハリウッドザコシショウ、螢(ほたる・とろサーモン久保田 with フクロトジ川口)、増山緑、室田夫妻、メグちゃん、ヲタル、クロスバー直撃シソンヌ。さらにレフト藤井曰く「ネタ時間を計算した結果、(YNNとニコニコ生放送での同時配信の)配信時間が余ってしまうことがわかりました」とのことから急遽設けられた敗者復活枠には、予選を敗退した芸人の中から9組がライト東野の抽選により選ばれた。

ネタはすべてVTRで用意。観客のほか審査員の東野、進行役の藤井、ゲストの菊地亜美は、大スクリーンに映し出される“あらびき芸”を堪能して楽しんだ。敗者復活枠にはキンタロー。ロバートしずるの姿も。しかしそんな並み居る強敵を下し決勝ラウンドに進んだのは、今春大阪NSCを卒業したばかりの女ピン芸人・バターぬりえだった。

決勝ラウンドでは各ブロックを勝ち上がったハブ、メグちゃん、庄司による2本目のVTRで審査。敗者復活からのバターぬりえは、1本目と同じVTRでの勝負となり、圧倒的に不利かと思われたが会場の全員がネタのラストを「まだかまだか」と待つ状態に。「つっけれっるかーい」というオチのセリフがバターぬりえの口から飛び出すと、一気に笑いが起こった。この勢いを受けて、そのままバターぬりえが初代「あら-1」グランプリに決定。決勝に進出する予定ではなかったバターぬりえは会場には来ておらず、優勝者不在のまま「祝・優勝おめでとう」のくす玉を割るという異例の事態にも「あらびき団」らしさが滲み出る大会となった。

その後の囲み取材には、東野、藤井、菊池に加えて惜しくも優勝を逃した決勝進出者たちも登場。「優勝は謎の1年目、バターぬりえです。『あらびき団』創世記からバターぬりえの優勝が決まっていたのかもしれない」(東野)、「同じVTRが不利だと思っていたのは間違いでした」(藤井)と結果を振り返った。また、「終演後すぐにバターぬりえの情報を調べた」という東野や藤井からは「ものすごい勢いでTwitterのフォロワー数が増えている」「鼻毛大学、鼻毛学科」という情報が。ヲタルはさっそくTwitterをフォローしたと明かした。

庄司は「楽屋では一緒に戦って友情が芽生えていたが、全員で『バターぬりえだな』って空気になった」とバターぬりえの脅威を語り、ザコシショウは「悔しいです」と率直な気持ちを告白。「もし優勝したら17年間待たせている彼氏にプロポーズする」と優勝公約を掲げていたメグちゃんは、決勝ラウンドに進んだ時点で目頭を熱くしていたが、やはり「バターぬりえさんだと思いました」と潔く負けを認めた。そんなメグちゃんに、東野は「『あらびき団』で結婚式やろう」と提案する場面も。しかしそれは「100%でお笑いやられると困る」からだそうで、「9割家、1割お笑いでやって」とお笑いを控えるようメグちゃんを諭して笑わせた。

「お笑いが下火になっているというニュースもあるので、この勢いを突破口にしてもらいたい。新たなお笑いブームを」とバターぬりえに大きな期待を寄せた東野。当のバターぬりえは生配信を見ていなかったそうで、「Twitterで何百件も連絡が入っていて知りました。唐揚げパーティをしようと思っていたが、ビックリして……動けなくなっております」と藤井がたっぷりと気持ちを込めてバターぬりえの心境を代弁した。

なお、今大会の厳選されたネタは、ソフトバンクのサービス「お笑いLIFE」内のコンテンツ「オワライチャンネル」にて9月7日(土)に配信される。また、「ナマイキ!あらびき団」はYNN、CS TBSチャンネル2などで放送されている。

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