伝説の一木坂46登場、23世紀の喜劇王キップリンライブ

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昨日5月6日、東京・渋谷シアターDにて、ライブ「早すぎる天才!? 23世紀の喜劇王・キップリンのおもしろさを世の中に広める会」が開催された。

「早すぎる天才!? 23世紀の喜劇王・キップリンのおもしろさを世の中に広める会」に登場した一木坂46。

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新ネタ「西遊記」

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「ドテチン」

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“23世紀の喜劇王・キップリン”ことハンマミーヤ一木は、NSC東京11期生。モノマネレパートリーは自称7000といい、その多彩かつ飛び抜けた発想力で多くの芸人たちから支持を得ている。今回彼の魅力をいち早く伝えようと芸人仲間が集合。MCは一木の同居人であるガリバートンネル佐助が務めた。客観的な視点で一木を評価してもらうために召喚されたのは、一木を知らない“よしもとのゴッドねえちゃん”まちゃまちゃ。後見人の元Bコース・タケト、ハブ、ナベガリットチュウらの異様なテンションに序盤からイライラを募らせながら、渋々最前列で一木の勇姿を見守ることとなった。

この日観客には、最初からプログラムを配布。まずは「OP~歌ネタヒットパレード」の9つの演目から披露することに。一木は「もうやるだけ。やりきるだけ」と緊張の面持ちでコメント。まずは名作と誉れ高い「ドテチン」(LUNA SEA「STORM」)で、相方の犬塚と一緒に「角だね~」コラボを見せつけた。犬塚は「懐かしい。4年ぶりくらいに『角だね』やらせてもらった」と感無量の様子。続いて「韓国風だるまさんが転んだ」(東方神起「Share The World」)では、一木と犬塚の見事なパフォーマンスで会場が大喝采に。動く一木をなかなか見つけられない鬼の犬塚に後見人たちからは爆笑とともに「犬塚! 後ろ後ろ!」という声が飛んだ。しかしここで、犬塚がこのパフォーマンス中に腰を痛めるというハプニング。それでもムチャぶりを続ける先輩たちに、一木は「誰か一緒にやりませんか?」と機転をきかせ、ガリットチュウ熊谷と「韓国風だるまさんが転んだ」を即興コラボ。こちらも熊谷の独特のセンスで大いに盛り上がった。

そして「チャーハンマン」(安室奈美恵「Chase the Chance」)を声も絶え絶えに披露した後、一木は衣装チェンジ。その間同期のチョコレートプラネットタモンズトンファーバースが一木の魅力を語ることに。「ドテチン」のほか「トンカチくん」など、プログラムのネタは「だいたいリアルタイムで見てる」と懐かしがっていた。そこに、「チュンリーのイベントと聞いて」とストリートファイターのベガ(セブンbyセブン玉城)、「旬の芽キャベツの収穫祭と聞いて」と園山真希絵(とくこ)、「天下一食おう会と聞いて」とトリコ(こりゃめでてーな伊藤)が、次々と会場を間違えて来場。しまいには、「財布を落とした」という、ムッシュかまやつソックリの“ムッシュかなしいやつ”(一木)までもフラリと現れた。

その後、原監督ならぬ「“はらかんとくん”メドレー」、一木、玉城、伊藤の「ドカベン御一行さま」で、またも会場は爆笑。しかしまだ正気を保っているまちゃだけは「本気で暴れるぞ」と威嚇ムードに。佐助が「(ドカベンだけに)まさに振り逃げですね」とうまいことを言ってきれいにその場を収めた。

続く衣装チェンジでは、一木の名を知らしめたNSC合宿同行者たちが舞台へ。元Bコースとガリチュウが「ここで初めて知った」「ずっと踊ってる」「ほんとにすごかった」などと感嘆すると、その一木の合宿特別授業の洗礼を受けた側のダイタクやネルソンズが、伝説と言われる狂気の“4時間ダンス”の状況を告白。「NSC生はほんとに崇めてます」と目を輝かせた。

そしていよいよ最後の演目に突入し、流れてきたのはまさに伝説の4時間ダンスのテーマ曲である乃木坂46「ぐるぐるカーテン」。ネタを知っている一部のファンからは黄色い声も上がり、一木扮する「一木坂46」の華麗なダンスで盛り上がりも最高潮に。これに火が付き「もっとネタを見せろ!」と野次る後見人たちのリクエストに答え、おまけのネタ、グレート・ムタとエド・はるみコラボ「グレート・ムタ・はるみ」で先輩たちを満足させた。

エンディングでは、西遊記御一行として、孫悟空の堺正章こと伊藤、沙悟浄の岸部シローではなくドコモダケの帽子をかぶった岸部一徳だという一木、三蔵法師の夏目雅子ではなく1993年に放送された特別ドラマ版の宮沢りえというとくこ、猪八戒の左とん平ではなく“右とり吉”と言い張る玉城が、天竺と間違えて来場。「6月13日に『広大・玉城・一木 三大楽屋芸人ライブ』というのがあるらしい。そこが天竺かもしれないですよ」と言い残して去って行った。果たして23世紀までに喜劇王キップリンの名は広まるのか。今後の活動に注目してみよう。

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