お笑いナタリー

1年ぶりFKD48本公演にふんど6、和賀爆、ささクロ登場

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昨日4月16日、東京・なかのZERO小ホールにて、イベントライブ「FKD48 6th LIVE~確信~ 第二回総選挙結果発表!」が開催された。

約1年ぶりとなる本公演だけに、この日を楽しみにしていた観客は、恒例の「吹きだまりの理由」オープニングVTRから爆笑の連続。「私達、FKD48です!」という全員集合の挨拶に大きな拍手が寄せられた。この日を待っていたのは、もちろんメンバーも同じ。発言がぶつかり合ったり、四方八方にボケが散らばったり、かもめんたる・う大が急に舞台から落ちたりと、MCのトップリード和賀&キャン×キャン長浜を「どこを見ればいいかわからない!」と困らせた。しかし、流れ星・ちゅうえいがケンカ仲裁ギャグ「平和ちゃん」の2回目を繰り出したところ、三拍子・久保が「ちゅうえいさん!(ダブルブッキング)川元さんが帰りたいって顔してます!!」とエマージェンシーコール。すかさずMCから「スタートです!」といよいよネタの幕が上がった。

まずは新妻が「今まで作ったネタの中で一番難しくて、ゲロ吐きました」と語ったユニットコント。先日行われたトークライブで決められた「シュールツッコミ」を三拍子・高倉、「マジックボケ」を新妻、「筋肉ボケ」をタイムマシーン3号・関、「モノマネボケ」をキャン×キャン玉城、「納得」を山本が担当し、喫茶店を舞台に各々が役になりきってネタを完成させた。

風藤松原・松原、う大、川元、Hi-Hi上田のコントでは、テンションが低すぎるほかの3人に上田がツッコミまくるが、最後には松原が見せたことのないハイテンションでオチを担う。サラリーマン役のダブルブッキング黒田、久保、ななめ45°土谷の3人に起こる「ウソだろ!?」という出来事には、魅惑のムード歌謡ユニット・虚言癖(キャン×キャン長浜、ななめ45°岡安)が登場。加えて、磁石・佐々木の「マジで」も現れ、この珍しいスペシャルユニットに観客も大喜びだった。

「トイレタイム(ちゅうえい枠)」には、オジンオズボーン高松が初挑戦。オープニングで散々愚痴をこぼしていたが、ここでは振り切って一発ギャグを連打。ハマカーンのギャグも引用し「地獄の空気!」と締めくくると客席から温かい拍手が贈られた。そしてFKD48の人気ユニット・チーム女装が久々の本公演だけに気合のフル装備。かもめんたる槙尾と流れ星・瀧上の美しさには観客からため息のような歓声が上がっていた。そして、この女装ユニットに対抗して作られた、三拍子・高倉気合のユニット「ふんど6(シックス)」が初御披露目。赤フン白フンを付けた高倉、う大、風藤松原・風藤、ななめ45°下池、Hi-Hi岩崎、佐々木が、登場するなり「セイヤ!」と気合の挨拶をみせた。男らしい気概あふれる彼らだが、ネタは親しみやすさ全開。高倉がマイクを持ち営業スタイルでショートネタ「ショートセイヤ」、組体操、ふんどし引きなどの芸を次々披露。最後はポップに嵐の替え歌で演舞を見せ、「結婚式の余興お待ちしております!」とアピールした。

磁石・永沢、ちゅうえい、上田、オジンオズボーン篠宮の漫才では、ボケだらけの4人だけに収集がつかない展開に。そこに救世主・久保が登場すると見事なツッコミ連打で漫才をまとめ上げた。タイムマシーン3号・山本監督の「全員集合」では、ドリフのオチ音楽にあわせて全員がドタバタの大騒ぎ。「終われない終われない!!」と山本のツッコミが飛ぶ中、大阪弁でキレる松原、入れ替わる関と久保、ふんど6・風藤と女装・槙尾のカップル誕生など、大舞台の中にさまざまなドラマが。そして突如上田とマシンガンズ西堀のケンカが勃発。「相撲で決着だ!」という合言葉で、関と久保の紙相撲実写版対決がスタート。最後は「仲直り~」の軍配が上がり、山本が「ダメだこりゃ」とオチをつけると大きな笑いと拍手が沸き起こった。

最後は、観客期待の和賀タイム、かと思いきや、登場したのは「ささいろクローバーZ」。大歓声の中、ラブリーな衣装に身を包んだキュートな佐々木が、ももいろクローバーZの楽曲をかわいく踊りきった。そして「みんなー! 佐々木だよ」とトークをしようとすると、「ちょっと待ったー! 1人忘れてるんじゃないのか?」という声。待ちきれない観客から「キャー!」と思わず声が上がると、樽美酒メイクの「ワガルデンボンバー」が登場した。困惑する佐々木も一緒に「女々しくて」を踊ると観客からは合いの手が。しかしワガルデンボンバーは「何が和賀枠だ! 俺の出番これだけじゃねーか。俺だってツッコミやりたかった!」と胸の内を叫んでいた。

そしていよいよ第二回総選挙の結果発表へ。29人中24位から18位までの発表には、かもめんたるが2人ともランクイン。う大は前回とまったく一緒の順位、女装のまま女性用のスーツで現れた槙尾は「センターになったらみんな女装させようと思ったのに」と悔しがった。そしてななめ45°も土谷と岡安の2人がランクイン。まだ1人残っていることに、下位3人の罰ゲームが頭をよぎるが「上位かもしれないし……」と淡い期待を寄せた。

17位から11位の発表では、前回ブービーの長浜が16位に躍進し歓喜。前回座らされた屈辱のブルーシートを蹴散らしてその喜びを表現した。そして12位の発表では「ダブルブッキング……」の言葉に焦る気持ちの黒田が前に出るも結果は川元。川元はそんな相方に罰ゲーム「富士登山」の準備品・リュックを放り投げるシビアさを見せた。

ここからはワースト5位の発表。「先生に相談しないと」と頭を抱えた病弱な松原は、25位で富士登山を免れた瞬間、なぜか槙尾を抱き寄せ熱い抱擁を。諦めて「当日晴れるかな」とリュックを背負った玉城は残念ながら2票差で26位の久保に負けてしまった。今回初めてワースト3入りした黒田はこの現実を受け止められず呆然。下池は「子供2人いるんですよ」と情に訴えていた。

一方華やかな上位の発表では、メイクを落とした和賀が10位で「やってよかった」と一安心、30位から6位にジャンプアップした高松が「どうしよう! ゆずっこ背負いすぎた!」と言いつつ大喜び、前回3位から7位となった佐々木は「これでもらえるお金を息子のミルク代にしたい」と余裕のボケコメント。「1日1マニフェスト」をTwitterで発表していた高倉はその甲斐あって3位に輝き、この日のマニフェスト「最高に楽しいライブにして打ち上げに川元さんを参加させ旨い酒を飲む!!」を実行させようと川元を誘うも「行きません」とすぐさま断られていた。

残すところ1位と2位で、これを争うのは前回1位のFKD48リーダー永沢と、この日仕事で欠席となった前回11位のアルコ&ピース平子。アルコ&ピース酒井がすでに29位から13位と順位を大幅に上げており、まったく予想のつかない展開に。急遽平子のリアクションは関が代わりにとるということで、「思いついた言葉を笑いに変えればいいんでしょ」と平子っぽい言葉で真似た関。祈る2人に下された結果は、1784票で永沢が1位、1147票で平子が2位と、永沢が圧勝した。永沢は「頑張りました。センターという重責ありました。2年間ずっとメンバー引っ張って」と2年間センターを務めた苦労を告白。そして、「このメンバーどんどん売れてって、最終目標は『アメトーーク!』。『僕たちはFKD48芸人です!』これをやりたいです」と意気込みを語った。最後は全員で「これからもよろしくお願いします」と頭を下げて幕。着実に吹きだまりから抜け出しつつも、このメンバーで最高のネタを生み出し続けるFKD48の次回公演に期待しよう。今後の詳細はK-PROオフィシャルサイト内、FKD48ページにて随時確認を。このあと、この日の舞台裏レポートを掲載する。

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