ピース又吉が見守る出版企画プレゼン大会、野沢直子も参加

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本日8月7日、吉本興業創業100周年プロジェクト「笑いと平和の百冊シリーズ」の書籍企画プレゼン大会が東京・神保町花月で開催され、本シリーズの宣伝部長・ピース又吉ら多くの芸人が登場した。

「笑いと平和の百冊シリーズ」書籍企画プレゼン大会に登場した(左から)オモロー山下、野沢直子、本シリーズ宣伝部長のピース又吉、レギュラー。

「笑いと平和の百冊シリーズ」書籍企画プレゼン大会に登場した(左から)オモロー山下、野沢直子、本シリーズ宣伝部長のピース又吉、レギュラー。

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オープニングで約10年前に執筆した自らのエッセイを1編まるごと朗読するピース又吉。

オープニングで約10年前に執筆した自らのエッセイを1編まるごと朗読するピース又吉。

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この「百冊シリーズ」は吉本興業と各出版社との共同企画で、今年2012年4月から1年間にわたって100冊の書籍やムックを出版する予定。プレゼン大会は今年2012年5月に続き今回が第2弾となる。オープニングでは薄暗い照明のもと又吉が約10年前に執筆した自作のエッセイを朗読し、その語り口と文章で客席をさっそく魅了。その後、又吉とMCのあべこうじが見守る中、レギュラーオモロー山下ソラシド本坊、イシバシハザマ硲らが、それぞれ得意分野をテーマにした本の出版を目指してプレゼンを行った。そのプレゼンの模様は別室で多数の出版社や書店の関係者がモニタリング。出版化が見込める芸人には手持ちの札が挙げられるオーディション番組のようなシステムだ。

タモンズ大波とミルククラウン・ジェントルの2組は「又吉の推薦」という形で登場。「12歳までの期間限定貧乏」を自称する大波は「貧乏自叙伝」を提案し、子供の頃の貧乏エピソードを明かした。この話には出版社1社の札が挙がり、又吉も「タモンズは将来有望ですから!」と期待を込めてコメントしている。ジェントルは「『アメトーーク!』(テレビ朝日)に出演するサッカー芸人の半分は僕からデータをもらっている」と豪語し「簡単にサッカー通になる本」をプレゼン。「オフサイドは簡単に説明すると『待ちぶせ禁止』です」などサッカーにまつわる話を饒舌に展開し、客席からも拍手喝采を浴びていたが、出版関係者からの札は惜しくも1つも挙がらなかった。

最後に登場したのは野沢直子で「小説の世界観を表現した」という独創的なイメージVTRが上映された後「子供の反抗期をテーマにした小説」を提案。すると以前野沢の小説を読んだことがあるという出版社から札が挙がり、野沢は「すでに作品はできています。すぐ渡す!」と急速に話をまとめようと躍起になっていた。

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