やまもと、ちゅうえい、高橋工房らも、超新塾新メンバー審査大詰め

昨日7月27日に東京・表参道GROUNDで行われた超新塾のトークライブ「毎度お騒がせしております」にて、新メンバーの追加オーディションが実施された。

新メンバーオーディションは3月にドラゴンタカヤマが脱退したことを受けて4月の同ライブにて開催を発表。前回行われたオーディションでは60名の書類審査で選ばれた13名の男女がステージに登場し、超新塾加入への熱い思いをアピールした。

今回のオーディションは前回オーディションのニュースを見た人たちの応募が多数寄せられたため急遽開催が決定。ライブには特別審査員としてザブングルとフォーリンラブのバービーが登場した。

最初に登場したのは「コリン星からやってきた元ヤン」の芸人・神林千恵子。不思議系・元暴走族・歴女・記憶喪失というキャラに、審査員からは「いろいろ設定が乗っかっててややこしい」とツッコまれたが強烈なインパクトを残した。続いてはオフィス北野所属のアーティスト・イカルス渡辺。プロのミュージシャンでもあるだけに、その歌声や歌ネタ、さらには大阪人なら誰もが知っているという「オリバーソース」のCMソングには全員驚いたが、ブー藤原とかぶる滑舌の悪さがメンバーは気にかかる様子だった。さらにケイダッシュステージからは機械系小道具で話題の高橋工房も「事務所から相方を探して来いと言われた」と参戦。さまざまな作品のほか、超新塾の“宇宙船型”新コスチュームも披露し「小道具はケイダッシュステージを通じて発注していただければ格安で作ります」と宣伝して帰った。

事務所の後輩からは元陸上自衛官の乙・西田が緊急参戦。「超新塾のピンチと聞いて守りに来ました」と防衛の構えを見せた。超新塾バンドのサポートメンバーであるヒロシは、「嫌々来た」ということで一切喋らずベースの音で返答。超新塾とのセッションで見事な演奏を披露し終わるとさっさと帰っていった。

また今回はトップバッターの神林を凌ぐ個性的な女性参加者が次から次へと出場。元テレビ局の営業ウーマンは、美しい見た目と裏腹に芸達者なネタを披露し、超新塾愛をひたすらアピールした。某有名航空会社の現役キャビンアテンダント・みへんみゆきはスッチー衣装で登場し、「間違ってません？」とイーグルにツッコまれるも、堂々と「転職活動に参りました」と宣言。4人組の女の子・ミクロクラッシュは「超新塾のネタを完コピできる」と、革ジャンを着込み披露するも、あまりのスローさに「お前らから俺らはそう見えてんの？」とイーグルは肩を落とした。さらに今年2011年3月に解散した松竹芸能の元ジェシカ・門脇が登場。自身の解散の際にドラゴンに相談し「ドラゴン」の名前までもらい受けたと明かすとメンバーたちも「えー!! 簡単にあげるな～」と元メンバーの所業に驚きを隠せない様子だった。

「『R-1ぐらんぷり』ファイナリストの登場です！」という呼び込みで出てきたのはやまもとまさみ。いきなり「一言いいですか？ 絶対入りたい！」と言ったかと思うと「一昨日からギラギラして眠れなかった」「ドラゴンに脱退の話を聞いて止めなかった」「春先から革物を取り入れている」と思いは強かったものの、ネタアピールが弱く決め手に欠ける結果となった。

「ギャグマシーンといえばこの人！」と言われて登場したのは流れ星・ちゅうえい。「超新塾にはギャグをやる人がいないから、僕が掴みなどで前に出ます」と、自慢のギャグをやろうとするも「あ、腰に何でも乗るやつ」とギャグのオチをバラされ良いところを見せられずじまいだった。

最後は、超新塾が可愛がっている後輩の井上遊太。最近コンビ・ロマンチックセクシーを解散したため、思い切って超新塾入りを希望し、これまでの感謝の気持ちを込めた手紙を朗読した。井上は一番最初に出会ったタイガーへの尊敬の気持ち、イーグルとの旅行エピソードなどを挙げ「これからもカッコイイ2人でいてください！」と感謝。すると間髪入れずに「ジャストアモーメント!!」とサンキューの声が響き渡り、「俺結構おごってるで。そういうの嫌！ 金返せ！」と一悶着起こってしまった。

今回の結果はイーグルのブログにて今後発表される予定。次回9月に行われるライブにて、前回オーディションの結果合格した、大阪のバーテンダー、大手広告代理店社員、武器職人、外国人の4人と合わせて最終オーディションが行われる。

果たして新生超新塾に入るのは誰なのか。いよいよ大詰めに入ったオーディションの行方をお笑いファンはお見逃しなく。次回ライブの詳細は今後ワタわらオフィシャルサイトにて発表される。

※記事初出時より最終オーディションの日程部分を修正しました。