阿佐ヶ谷姉妹の暮らしを木村多江＆安藤玉恵でドラマ化、江里子は幸せ通り越して腰抜かす

NHK名古屋放送局が、阿佐ヶ谷姉妹のエッセイ本「阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし」（幻冬舎）をモチーフにしたドラマを制作することが発表された。

「阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし」は東京・阿佐ヶ谷で同居していた阿佐ヶ谷姉妹の6年におよぶ共同生活を江里子、美穂それぞれの視点から記した“地味おもしろい”同居エッセイ。同タイトルのドラマは11月1日（月）よりNHK総合「よるドラ」枠で、全7回にわたり放送される。

阿佐ヶ谷の町の小さな部屋で暮らす江里子と美穂は、ピンクのドレスの“阿佐ヶ谷姉妹”として町を象徴する存在。しかし次第に多忙を極め、四六時中一緒にいることが多くなると、倦怠期が訪れて……。個性豊かなご近所さんたちを巻き込んで、2人が理想の暮らし方を見つけるまでを描く愛にあふれたホームドラマだ。木村多江が江里子を、安藤玉恵が美穂を演じる。

脚本はふじきみつ彦が執筆し、音楽はceroの高城晶平と王舟が担当する。撮影は9月上旬より、名古屋近郊、NHK名古屋のスタジオなどで行われる予定だ。

江里子はドラマ化について「幸せ通り越して腰が抜けております。また整骨院に行ってこなくちゃです。ドラマの中の『我が家』や『ご近所さん』のお話、どう見ていただけるのか、とてもとても楽しみです」、美穂は「本を読み返してみたのですが、地味なことしか書いていなかったので、申し訳ない気持ちになりました。これは姉妹にとって一生に一度の機会だと、ワクワクドキドキ、阿佐ヶ谷の我が家から拝見するのを楽しみにしております」とコメントしている。

阿佐ヶ谷姉妹 コメント

江里子：こんな地味な話、誰が興味を持って下さるのかしらと思う話ばかりの本が出版となり、それだけでも幸せでしたのに、えええドラマ化!? このエリコをあの木村多江さんに、みほさんをまさかの安藤玉恵さんに演じていただけるなんて。幸せ通り越して腰が抜けております。また整骨院に行ってこなくちゃです。ドラマの中の「我が家」や「ご近所さん」のお話、どう見ていただけるのか、とてもとても楽しみです。

美穂：「のほほんふたり暮らし」がドラマ化されると聞きまして、夢にも思っていなかったので本当にびっくりしております。ドラマになりそうなエピソードがあったかしら？と本を読み返してみたのですが、地味なことしか書いていなかったので、申し訳ない気持ちになりました。渋沢栄一さんのような方でないとドラマ化されないと思っていたので、これは姉妹にとって一生に一度の機会だと、ワクワクドキドキ、阿佐ヶ谷の我が家から拝見するのを楽しみにしております。

木村多江 コメント

阿佐ヶ谷姉妹の魅力をどう伝えたらいいのでしょうか。知れば知るほど魅力のどつぼにハマってしまうのです。私の演じるお姉さん、渡辺江里子さんをモノマネしても伝えられません。というかそもそもすみません、モノマネができません。彼女の素敵な人間性をたくさんの方に知っていただきたい。阿佐ヶ谷姉妹の愛おしい のほほん を体感していただきたい。今はそれだけを思って、これまた素敵な安藤玉恵さんと、歌やらネタやら頭を抱えて稽古しています。みなさまの時間が、ほっこりすることを願いながら。

安藤玉恵 コメント

妹ミホさん役の安藤です。この度はこのような大役にお呼ばれして、気持ちを引き締めているところです。原作のエッセイ「阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし」を読んで、「わっ面白い！」、エリコさん役が多江さんと伺い「えっ豪華！」、さらに脚本がふじきみつ彦さんで、「わっすご！」となり、本読み、歌稽古、衣装合わせ、素敵なチームで何もかもワクワクしながら準備をしています。 のほほん の中にあるあれやこれやは、2人で手繰り寄せてきた運の連続だったり、「せーのっ！」ができる人がそばにいることの心強さなのかなと。そんなことを考えながら楽しく演じられたらと思ってます。そして願わくば、阿佐ヶ谷姉妹のお二人がドラマを気に入ってくださるとうれしいな、なんて思っております。

よるドラ「阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし」

NHK総合 2021年11月1日（月）スタート 22:45～23:15（全7回）
＜出演者＞
木村多江 / 安藤玉恵 / いしのようこ / 中川大輔 / 楠見薫 / 山脇辰哉 / 宇崎竜童 / 研ナオコ ほか