ノンスタ石田舞台、初演は満席で大成功

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昨日4月7日に新宿・ルミネtheよしもとにて「NON STYLE石田 presents Barアンラッキーの嘆き」が上演された。

この舞台で脚本・演出・主演を担当したNON STYLE石田。石田演じるマスターがお化けの晋平と唯一接触できる理由は、両親が霊能力者で、祖父母がイタコであることが原因らしい。特別出演の梶は絡んでくるヤクザを格好良く返り討ちするという酒屋の兄ちゃん役で登場。エンディングでは、「俺を上手く使うなぁ」とご満悦の様子だった。

この舞台で脚本・演出・主演を担当したNON STYLE石田。石田演じるマスターがお化けの晋平と唯一接触できる理由は、両親が霊能力者で、祖父母がイタコであることが原因らしい。特別出演の梶は絡んでくるヤクザを格好良く返り討ちするという酒屋の兄ちゃん役で登場。エンディングでは、「俺を上手く使うなぁ」とご満悦の様子だった。

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この舞台は石田が脚本・演出・主演を担当し、8月まで5カ月連続で上演する芝居。レギュラー出演者は、「よしもとオンライン」でも共演している初恋タローと、東京の新喜劇にも出演している女優・中野公美子、初回のゲストにはえんにちアイパー滝沢とエリートヤンキー橘、さらにアイスクリーム梶が特別出演した。

舞台は東京にあるバー「アンラッキー」、石田演じるマスターの荒木満は子どものころのあだ名「アンラッキーマン」の通りツイてない男。大阪に店を出そうと不動産屋に行くと紹介された安い物件が東京、仕方なく店を開くと客は来ない上に、初恋タローこうすけ演じる九州出身のお化け晋平が住み着いている。中野演じるアルバイトの涼子は美人だが愛想が悪く遅刻は当たり前。それどころかレモンのスライスとコースターを間違える天然ぶりで荒木を困らせている。唯一の常連客初恋タロー高森演じるサラリーマン権堂は新喜劇ギャグをパクる、1人でノリツッコミをしてスベるなどやりたい放題。涼子にちょっかいを出すなど荒木にとっては面倒な客だ。

記念すべき初公演の会場は、22時開演という遅めの時間にも関わらずほぼ満席。幕が開き石田が姿を見せると会場からは歓声があがった。冒頭石田の口から次から次へと繰り出されるアップテンポな嘆きが「M-1グランプリ」で見せた漫才を彷彿とさせ、会場の温度も上昇。こうすけの合いの手もタイミング良くハマっていく。登場人物が出て来るたびに振り回される石田。爽快なほど正直すぎるキャラの中野、お化けをいいことにいたずらを繰り出すこうすけ、酔っぱらい役が嫌というほど板についている高森との軽妙なやりとりが常に笑いを誘う。

初回のストーリーでは、3時間の遅刻をしてきた涼子、相変わらず酔っている権堂が店に揃い、いつも通り冴えない営業をしていたところに、滝沢と橘演じる少し小さめのヤクザ2人組が来店。2人で撮ったプリクラで盛り上がる、世界地図を広げて花見の場所を決めるなど何かと怪しい2人は、お化けの晋平のいたずら、涼子の天然ボケに怒ってしまう。弱気な荒木がさまざまな登場人物に振り回される姿に終始会場は爆笑。大成功のうちに幕を閉じた。

エンディングトークの後には、次回5月5日の予告篇を上演。そこにはバーにテレビの取材が入ると喜ぶ荒木の姿が。ゲストはイシバシハザマ。果たして店に高森以外の客は来るのか、マスターの恋の行方は。見どころ満載の石田劇団を今後もお楽しみに。

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