お笑いナタリー

「M-1グランプリ2009」敗者復活戦ライブ速報

本日12月20日正午より、東京・大井競馬場で「M-1グランプリ2009」の敗者復活戦が開始された。

敗者復活戦は特別審査員と一般審査員100名によって審査が行われ、出場者59組の中から1組が18時30分から行われる決勝戦の最後の1枠として出場できる。

ネタ時間は準決勝と同じく4分。4分を超えると減点対象となる。

以下出場順にネタの概要をお届けする。

プリマ旦那
baseよしもと期待の若手コンビは準決勝と同じく「バイト」をテーマにした漫才。バイトをしている最中に偶然友達と遭遇するシチュエーションを再現していく。大阪準決勝と同じくトップバッターを務めたが、最後の方はかみ合わない部分も。

見取り図
準決勝と同じく、「彼女が欲しい」という盛山に対して、「紹介するよ」とリリーが接するネタを披露。

三拍子
準決勝と同じく、子供の頃にやっていた遊びを実演。舞台上で馬跳びをしたりと、動きを取り入れた漫才を展開した。準決勝よりもテンポ良い漫才で、多くのお客さんの爆笑をさらっていた。

チーモンチョーチュウ
準決勝の「バケモノと子ども」のネタではなく、通販番組のネタを披露。通販番組の司会をやる菊地に対してリアクション係の白井がボケ倒し、最後には2人が入れ替わる。お客さんの反応も上々だった。

藤崎マーケット
「好きなテレビ番組」をテーマにした準決勝とは異なり、火事をテーマにした漫才を披露。火事の体験を語る田崎に藤原がボケ続けるが……。

メメ
野球好きの女性コンビ。準決勝は「ジャンケングリコ」や「10回クイズ」などをベースに野球ネタを展開したが、決勝はシチュエーションを変え、おしゃれなバーに行きたいという高橋に対して、堀が細かい野球うんちくネタのボケを入れる形式に。途中ネタが微妙に飛ぶところがあったが、楽天の2軍のキャッチャーの名前を使ったボケに対するツッコミに会場は爆笑。

アームストロング
準決勝と同じく「バスケット」をテーマにした漫才。女子の視線を意識した男子を安村が演じるが、ことごとくどこかが間違っていて栗山から激しいツッコミを受ける。

ロシアンモンキー
準決勝と同じく「昔話」を全国各地で語って荒稼ぎしようと企むネタ。2人はさっそく昔話の練習をはじめるが……。ネタの最初にジングルが流れるトラブルがあったが、それも笑いに組み込む試合巧者ぶりを示した。

ジャルジャル
準決勝とは違うネタを披露。街で絡まれたヤンキーがぶつかった相手に因縁を付けるのだがいちいち因縁の付け方が独特の表現で、事態はおかしな方向に……。

千鳥
準決勝と同じ「通販番組」のネタで勝負。番組を見てゴルフクラブを注文するべくノブが電話をかけると、テレフォンオペレーター役の大悟の口からは思いも寄らない単語が出てきて、まったく違うものを注文されそうになるが……。

●プラスマイナス
昨年の敗者復活戦のトップバッターを務めたプラスマイナス。準決勝と同じく、鳥が好きすぎて、話す言葉にすべて鳥にまつわる言葉が入ってしまうという漫才を披露。「ひろし」違いのツッコミにはこの日でも最高レベルの爆笑が。

天狗
準決勝で披露した英語ネタのマイナーチェンジ版。準決勝は「アメリカの選挙演説」だったが、敗者復活戦では卒業式の送辞というシチュエーションになった。英語で送辞を贈る川田とそれを翻訳する横山の時間差攻撃で多くの笑いを集めた。

ジャングルポケット
準決勝と同じ元「いじめられっ子」が「いじめ」を克服するためにプロボクサーになる漫才を披露。

アジアン
準決勝の「耳について離れない歌」と異なる「どっち」ネタ。馬場園が似た言葉やシチュエーションを隅田に振るが、どれもこれも選びにくいもので隅田が困惑する。

スーパーマラドーナ
ネタは準決勝と同じ「一匹狼の侍」。侍を演じたい武智の希望にしたがって、田中が武智を引き立てるべく演技をしようと試みる。

チャド・マレーン
準決勝の「子どもが生まれたら加藤に育ててもらいたい」というネタとは異なる英語ネタ。オーストラリアに昔から伝わることわざをチャドに尋ねる加藤だが、チャドは意味のわからないことわざを流暢な発音で畳みかける。準決勝のネタで披露したボケもいくつか盛り込まれていた。

ヘッドライト
準決勝と同じ映画好きの和田がオススメ映画を町田に紹介していくネタ。最後の方に行くに従って次第に笑いも大きくなる漫才となった。

コマンダンテ
準決勝の「火星」の位置を知らせるネタとは異なる「ふとん」のネタで勝負。すっと寝たい石井のために安田がふとんのかけ方から教えるのだが、どんどんスケールが大きくなり……。

タイムマシーン3号
大きな笑いを集めた準決勝のネタをマイナーチェンジ。準決勝は「妹が心配」というシチュエーションが「子どもが欲しい」というシチュエーションになった。準決勝と同じく、この日でも最高レベルの大きな拍手と爆笑が巻き起こった。

囲碁将棋
準決勝のネタとは変え、ネタ番組などで披露しているJAYWALKと安室奈美恵の曲が徐々に混じっていくネタを披露。

スマイル
ウーイェイよしたかがハイテンションな歌ボケを披露。テンポの良さで多くの笑いを集めていた。

天竺鼠
準決勝と同じネタ。いろいろ腹が立つことがあるという川原のネタの話を聞こうとする瀬下だが、いざ川原が話し始めると、要領を得ない話ばかりが延々と続くが、最後の斬新なオチには驚きとも感嘆とも付かない声が上がっていた。

POISON GIRL BAND
準決勝の「パソコン」ネタではなく、「モノマネ」ネタで勝負。阿部が森進一、五木ひろし、アントニオ猪木のモノマネを披露するのだが、まったく似ておらず……。会場では涙を流して笑う人も。

鬼ヶ島
準決勝と同じネタ。「キャラが濃すぎる野田のせいでM-1では毎年いい結果を残せなかった」と大川原と和田。今年は野田抜きでM-1予選を戦うことにすると言い始め、3人の友情に亀裂が生じ……。オチのフレーズもまったく準決勝と同じだった。

レモンティー
福岡吉本所属の芸人ならではのご当地ネタを盛り込んだ漫才。家族構成や「先月の給料1万5000円」といった情報をネタに、息のあったところを見せた。

オリエンタルラジオ
準決勝と同じ「合コン」ネタ。話は合コンにとどまらず、中田の妄想がするが……。テンポが良く、ボケの種類も豊富で会場からは多くの笑い声と黄色い歓声が聞こえた。

ソーセージ
準決勝と同じ「いじり」をテーマにした漫才。最初はいじりの話だったものが途中から単なる酷い悪口に……。

とろサーモン
準決勝とは異なる村田の特技ボイスパーカッションををテーマにした漫才で勝負。村田の特技ボイスパーカッションに久保田がシュールな合いの手を入れていくが……。

磁石
準決勝で披露した漫才をバージョンアップ。前半のしゃべり部分を変更し、後半はおなじみの昔話を行った。きれいなオチが炸裂し、会場からは多くの笑いが聞こえた。

トレンディエンジェル
準決勝と同じ「キスしたい」という須藤に斉藤が「モテないお前にキスの仕方を教えてやる」というネタ。2人でボクシングのようにトレーニングを開始する。須藤のキスには会場から「いやぁ~」という悲鳴も。

ガスマスクガール
準決勝と同じ、死ぬ間際に現れる走馬燈を漫才で表現。1歳から順にどのような人生を送ってきたかを社会風刺的なストーリー仕立てで展開していった。

カナリア
準決勝と同じネタ。「見た目も性格も全然違う2人」だと自己紹介するカナリアだが、途中からボケを放棄した安達と、から回るボンのやり取りは多くの笑いを集めた。

ソラシド
準決勝と同じ「呪いのビデオ」ネタ。ナレーター役とお化け役の2人がかりで再現し、低い声から高い声まで、さまざまな声色で観客を楽しませた。

流れ星
準決勝と同じ「おじいちゃん子だったから、ときどき田舎に帰りたくなる」ネタ。ちゅうえいはおじいちゃんを演じ、田舎に帰った瀧上は知ってはいけない村の秘密を知ってしまい、思わぬ方向に話が発展。話の展開後の踊りの部分では大爆笑も。

ミサイルマン
準決勝と同じように、ふくよかな西代の体型をさまざまな角度からいじる漫才を披露。ところどころ笑いは起きたが爆発はせず。

スリムクラブ
準決勝と同じ「ドラゴンボール」を話の皮切りにした漫才を披露。真栄田が演じる不思議な人物に内間は翻弄され……。真栄田の「自民党ですか」というボケには会場から大爆笑が。

さらば青春の光
準決勝と同じネタ。NASAで働こうかどうか迷っている森田の話に東口が耳を貸すと、衝撃的な事実が次々と明らかになっていく。東口のツッコミのバリエーションが豊富で多くの笑いを集めていた。

かまいたち
占い師に前世が「海賊」と言われた山内が必死にそのことを否定するが、否定すればするほど、ますます海賊に近づいていき……。準決勝ではネタの途中で空白の時間が生じたが、敗者復活戦では見事に最後までやりきり、リベンジを果たした。

ダイアン
準決勝とは違うネタで勝負。彼女の父親に結婚の挨拶に来た西澤。しかし父親の津田は「絶対に認めない」と頑な態度を崩さない。次第に西澤の話は娘から離れていき……。スロースターターな彼らの漫才だが、開始当初から多くの爆笑をさらっていた。

NON STYLE
昨年の王者NON STYLEは、準決勝で敗退したネタで敗者復活戦も勝負。「ヤンキーマンガのボス」を演じたい井上は、石田に手下役をやらせるが何度やってもうまくいかず。抜群のテンポで会場からは多くの笑いを取り、王者の風格を示した。

U字工事
準決勝とは違う「栃木が東北地方に参入したら」というおなじみのネタで勝負を賭けた。関東では5番手でも東北地方なら上位に行けるのではという益子の話に福田がツッコんでいく。さまざまな栃木のローカルネタで益子がキレるところは大爆笑をさらっていた。

井下好井
準決勝と同じ「面倒カフェ」ネタ。「メイドカフェ」に対抗して面倒くさいシチュエーションを楽しむ「面倒カフェ」を作ろうと構想を練る好井。井下は、次々に面倒臭い人が接客してきて困惑するが……。

いけばな教室
アマチュアコンビのいけばな教室。準決勝と同じ「世界一おいしいラーメン屋」を知っていると言い張る男が、その店までの道のりを一生懸命説明するというネタを披露したが、緊張からか最初は声が出ておらず、ネタを飛ばす場面も。ほろ苦い敗者復活戦となった。

ギャロップ
準決勝で多くの笑いを集めた「怖い話」ネタ。怖い話を再現しようと幽霊役を買って出る毛利。林はタクシー運転手となり、後部座席に幽霊を乗せるのだが、なかなか怖い話に発展せず林のボケが徐々に加速していく。準決勝と同じく多くの笑いを獲得。

上々軍団
準決勝の「ついていない日のデート」ネタではなく、歌で女の子に告白する新ネタで勝負した。

ハイキングウォーキング
準決勝のスポーツ用品店ネタではなく、松田の自己紹介にQちゃんがウソのプロフィールで茶々を入れるネタを披露した。

ゆったり感
準決勝でも見せた「あいうえお」50音作文をモチーフにしたネタ。今回は中村が「モノの特徴を頭文字で説明できる」というが、微妙にズレていき……。

朝倉小松崎
準決勝と同じ刑事役を演じたい小松崎の要望に応え、エレキギターを持った朝倉が刑事ドラマのBGMを演奏するネタ。異色のコンビの漫才に会場から大きな笑いが聞こえてきた。

和牛
準決勝と同じく「ジャニーズになりたい」という水田の夢をかなえるべく、川西が指示にしたがって“ジャニーズJr.”役を演じるネタを披露した。

キングコング
準決勝のネタではなく、心霊スポットで肝試しする西野と恐がりの梶原というネタを披露。会場ではやや空回りだった準決勝より多くの笑いを集めていた。

Wエンジン
準決勝と同じネタ、先輩えとうの良いところを引き立てようとするチャンカワイだが、なかなか伝わらず徐々にイライラしはじめる。

ハマカーン
準決勝で好評を博したゴキブリネタをマイナーチェンジ。ゴキブリをクラゲにし、クラゲに肩入れして話を始め、やがて高齢化問題にまで話が発展させていった。

●ラフ・コントロール
準決勝の「金の斧、銀の斧」の童話ネタではなく、ヒーローになりたい森木が敵役の重岡演じる特殊で倒しづらいショッカーと闘うネタを披露。

志ん茶
いけばな教室と並ぶアマチュア。準決勝と同じ、銀行ATMの音声を草刈正雄のモノマネで再現するネタで笑いを取った。

ポテト少年団
準決勝と同じ「夜道の一人歩きに出る変態」ネタ。3者3様の個性が光り、敗者復活戦でも会場を沸かせていた。

銀シャリ
準決勝と同じ干支を「ドレミの歌」のメロディーで覚えるというネタを披露。喋っている時間よりも歌を歌っている時間が長いという一発勝負の漫才だが、準決勝だけでなく決勝でも最後に大きな笑いを生み出していた。

ダブルネーム
おなじみCHAGE and ASKAになりきる漫才を披露。「SAY YES」のメロディーに乗せて「チャゲは良いヤツ」「とにかく良いヤツ」と歌い続ける。日が暮れて雰囲気の出た大井競馬場に美しい歌声が響き渡り、多くの笑いもさらった。

風藤松原
準決勝と同じネタ。「芸人は与えられた質問にすぐに答えられないとダメ」と知った2人が、質問に答える練習をして、次第に大喜利的に発展していった。

我が家
準決勝と同じ漫才。「車を買って女性をナンパしたい」という谷田部の話に厳しくツッコミを入れまくる杉山。それを見ていた坪倉は谷田部をいたわり、3人の関係性に変化が生じ始める。

※記事初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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