木崎の美しさが強みの祇園、NHK上方漫才コンテストへ「これに懸けるぞ！」

2月24日（金）に開催される「第47回NHK上方漫才コンテスト」本選に、祇園、インディアンス、プリマ旦那、ZAZY、ゆりやんレトリィバァ、アインシュタインが出場。当日に向けて出場者6組を紹介していく。

「NHK上方漫才コンテスト」は結成・活動10年未満の芸人を対象とする関西若手芸人の登竜門的大会。過去にはオール阪神・巨人、トミーズ、ますだおかだ、フットボールアワー、笑い飯、銀シャリ、ウーマンラッシュアワー、和牛などが優勝している。昨年はミキが自身初となるタイトル獲得を果たし、活躍の場を広げるきっかけとなった。

本日紹介するのは2008年5月結成の祇園。ナルシストな木崎とそれをあしらう櫻井の掛け合いが軽妙で、年始に放送された「新春大売り出し！さんまのまんま」（関西テレビ・フジテレビ系）に今田耕司オススメ芸人として登場するなど、注目を集めている。彼らにとって本選出場は初めてのことで、当日はAブロックのトップバッターを務める。

なお、大会オフィシャルサイトでは出場者6組のアピール動画が公開されているので併せてチェックしてみよう。

祇園 コメント

──決勝進出が決まった今の心境は？
櫻井：ビックリしたというのがまず第一です。自分たちのブロックではほかの出演者がすごくウケていたので、正直厳しいかな？という印象もありました。なので本戦出場が決まったときは本当にビックリしました！
木崎：僕は予選のときにお客さんとは別で、後ろでずっと肩を揺らして笑っている男性を見つけたんですけど、あの人が関係者なら絶対受かってるなーと思いました！ あの人が関係者やったんやと思います！
櫻井：なんでそんなん言うてまうねん！

──ほかの漫才師コンビに負けない自分たちの強みは？
櫻井：この人はこういうネタをするというキャラクターです！
木崎：木崎の美しさ。華。

──「NHK上方漫才コンテスト」に出る理由や思い入れは？
櫻井：賞レースがあれば飛びつくのが当然芸人だと思うので、関西で何か1個賞を！という中で、僕たちもどんどん出られる賞レースが減ってきたところ、今回のエントリーのお話をいただいたとき、「これに懸けるぞ！」という気持ちで受けさせてもらいました。
木崎：僕も月1回京都の伏見桃山の美容室に行って、髪型にはやっぱりかけていて……1万5千円かけてるんですよ。
櫻井：その「髪型」じゃないねんて！
木崎：でも、木崎の両親が教師だったので小さな頃から民放をあまり見させてもらえず、NHKを見て育ったので、NHKに出ることが何よりすごくうれしいです。

──優勝したらNHKで出てみたい、やってみたい番組などは？
木崎：僕は「スタジオパークからこんにちは」ですね。あとは「みんな すきやねん！」のような学生さんと一緒に楽しむ番組にも出てみたいです！
櫻井：以前、NHKさんでロバートさんの単独ライブを丸々放送しているような番組を見まして、そういった番組もすごくいいなと思いました！

──読者に向けて意気込みやメッセージをお願いします。
櫻井：優勝してもう一度ナタリーさんの記事に載れるようがんばります！
木崎：ナタリーさんにはいつもお世話になっていて、ナタリーさんの方はたぶん木崎をすごい好きだと思うので、優勝したらでっかく載せてください！

※「祇園・木崎」の「崎」は立つ崎（たつさき）が正式表記です。