新境地ネタ続々の我が家単独ライブ、小学生の観客も「去年よりよくなった」

我が家の単独ライブ「HOME PARTY 2016」が11月5日と翌6日に東京・赤坂RED/THEATERで開かれた。この記事では2日目の昼の部をレポートする。

ライブは、最初のボケまでたっぷり時間をかけるコント「HOME PARTY」からスタート。溜めて溜めて放たれた坪倉の大ボケに、会場は弾けるように爆笑する。続く「銃撃戦」は、我が家おなじみの“杉山イジり”を突き詰めた1本。いつもは戸惑ったり怒鳴ったりすることの多い杉山が、独特なフレーズでツッコみまくるという新たな一面を見せる。

途中には合コンをテーマにした漫才も。役割をローテーションで変えていく漫才のイメージが強い我が家だが、今回は杉山の体型が原因で漫才コントに入れないというメタ的な展開で客席を笑わせた。その次のコント「お前は俺か」では、公園にいるおじさん役の杉山と谷田部がサラリーマン役の坪倉をイジり続ける。途中にはミステリー映画のようなひと幕も織り交ぜ、緊張と緩和で会場を沸かせた。

9本のコントと1本の漫才を披露し終えた我が家はエンディングで改めてステージへ。谷田部が「昨日、僕の同級生の子供が来てくれてて。小学3年生なんですけど、その子の感想が『去年よりよくなったよ』でした」と明かし、杉山が「上からだな！」とツッコミ。客席が大きな笑いに包まれる中、我が家の3人は深々と頭を下げて単独ライブを締めくくった。