バカリズムはロケ期待、小木＆設楽と語る「IPPONスカウト」独自の面白さ

明日6月4日（土）、「IPPONスカウト」（フジテレビ系）が放送される。

「IPPONスカウト」では全国に潜んでいるはずの大喜利が得意な芸人を発掘するべく、「全国一斉大喜利ペーパーテスト」を実施。その中から優秀回答者として選ばれた5名がスタジオで「IPPONグランプリ」出場を賭けて競い合う。既報の通り、スタジオでの決勝には麒麟・川島、シャンプーハットこいで、永野、今野浩喜、ダブルブッキング川元が顔を揃えるが、このほかにもハリウッドザコシショウ、三四郎・小宮、コロコロチキチキペッパーズが予選に参加した。彼らの個性的な回答にも注目だ。

解説を務めるのは、歴代王者のおぎやはぎ小木、バナナマン設楽、バカリズム。リラックスした様子でトークを弾ませながら、芸人たちが回答する様子を鑑賞した。気心の知れた3人とあって、時おり口を滑らせることも。収録後には囲み取材が行われ、設楽は「昔からの知り合いだからか、急に昔のトガったヒデ（＝バカリズム）が顔を覗かせるんです。小木さんはもともと失礼なこと言う人だし、ほかの番組より鋭利な言葉が出やすい番組だなって思います（笑）」とその理由に言及。バカリズムが「この2人を笑わせてやろうと思って、わざとキツめのこと言ってるんです」と付け足すと、小木は「いや、素が出てる気がするんだよなー」と首を傾げて取材陣を笑わせた。

「IPPONグランプリ」の緊張感とは違った、「IPPONスカウト」ならではの雰囲気を楽しんでいるというバカリズムは、「こっちはこっちで別の面白さが出てきているので、独立した番組として一本立ちしてもいいんじゃないかな。たまにはロケに行ったり」と今後の展開に期待する。小木も「違う放送局でもいいよね！」と乗り気。記者に「IPPONスカウト」予選の出場者で気になった芸人を尋ねられた際には、エスパー伊東のパフォーマンスを「違う次元。宇宙大喜利だよね」と評した設楽。さらに小木が「今野（浩喜）にがんばってほしい」と言うと、「『今野にがんばってほしい』はみんな思ってるよ」と続けた。

6月15日には設楽が優勝した第14回大会を収めたDVDが発売される。これについて設楽は「こんないいDVDはもうないよ。俺からしたらうれしくてたまんない。遅れてもらった副賞みたいです」と喜んだ。DVDは13回大会を収録した作品とともに2巻同時リリース。