やすきよや阪神巨人の逸話に西川きよしが力説「ただ努力するか、しないか」

よしもと芸人が多数出演するドキュメンタリー「ワレワレハワラワレタイ　ウケたら、うれしい。それだけや。」の舞台挨拶付き上映が「島ぜんぶでおーきな祭」で連日実施されている。

「ワレワレハワラワレタイ　ウケたら、うれしい。それだけや。」は笑福亭仁鶴をはじめとするベテランから気鋭の若手まで、よしもと所属の芸人に木村祐一がインタビューし、「芸人」という生き方を選んだ彼らの本音に迫る作品。総勢107組がインタビューに応えており、公開まで3年半かかった意欲作だ。

昨日4月22日には西川きよし編、宮川大助・花子編、品川庄司編などが上映され、舞台挨拶には木村、西川、品川らが登壇。いろんな芸人から「目標はやすきよ」という言葉が出てきたと回想する木村は、「（オール）巨人師匠がカッコいいこと言ってましたよ。『やすきよを目指してずっとやってきて、やすきよにはなられへんかったけどなんとか“阪神・巨人”にはなれたかな』って」とオール阪神・巨人のエピソードを披露する。

さらに木村はかつて横山やすし・西川きよしが15分の持ち時間に40分の漫才を繰り広げていたことを明かし、「笑いという笑い、全部持っていってしまう。もう何にもあらへん。お客さんも疲れ倒してはんねん」とインタビューの際に聞いた逸話を散りばめながらトークを展開。これらの話を受けて、西川は「みんな平等にチャンスはある。ただ努力するか、しないか。やめるか、やめないか。僕、同期全部やめました！」と目を見開いて力説した。