バンビーノが4月に東京へ、パパになる藤田「物心つくまでには顔出したい」

バンビーノが昨日3月18日、大阪・よしもと漫才劇場にて単独ライブ「バンビにしやがれ!!!」を開催。舞台上で4月より東京を拠点に活動すること、また藤田が入籍していたことを発表した。

この2つの報告はライブのエンディングで行われ、まずは石山が「4月から東京のほうに……」と口火を切る。「東京でがんばって、また恩返しします。日本一になって帰ってきます」と力強く宣言した。続けて藤田が自身の入籍について語り、最後は石山が「お笑いという形で皆さんに返していけるようにがんばります。また大阪の単独ライブで会いましょう」と呼びかけた。

藤田のお相手は3年ほど前に知り合った1つ歳上の31歳。「キングオブコント2015」優勝後にプロポーズするという計画は実現されなかったが、「優勝できへんかったけど、結婚してくれるか」との問いかけに笑いながら「いいよ」と即答したという。2人は昨年10月21日に藤田が仕事で訪れた沖縄県名護市にて入籍した。終演後に設けられた囲み取材の場では、現在夫人が妊娠6カ月で、夏頃に男の子が生まれることも明らかに。藤田は報道陣を前に、改めて「今はまだ、世間の人からしたら“動物のほう”という感じですが、子供が物心つくまでには顔も出してちゃんとした服を着てやっておきたいですね。まずは、東京に行ってレギュラーを獲りたいです」と決意を表明。石山は「生まれてくる子供のために、藤田の顔がちゃんと出るコントを増やしたいと思います。増えへんかったらごめんな」と所属事務所のよしもとクリエイティブ・エージェンシーがマスコミ宛に送ったFAXでコメントしている。

なおバンビーノは昨日の単独ライブで、老夫婦の食卓の風景を描く「じじいとばばあ」、とある音に乗って2人が熾烈な戦いを繰り広げる「屁」、宇宙人と数字の関係が予測不能な展開を生む「ちっちょ星人」など、リズムネタだけに留まらない多彩なコントを披露。ラストには「ダンソンパーティ」と題し、「ダンスィングフィッソン族」の衣装をまとって“ニーブラ撮影会”を実施したり、「キングオブコント2015」での勝負ネタとして知られるマッサージのコントを歓声の中で展開したりと、会場を大いに盛り上げた。