厚切りジェイソン「R-1」決勝は2年連続、失敗することを考えなくていい

「Cygames R-1ぐらんぷり2016」の決勝戦が3月6日（日）に関西テレビ・フジテレビ系にて生放送される。お笑いナタリーでは現在、決勝進出者9名のコメントを連載中。第7回は厚切りジェイソンの話を紹介する。

厚切りジェイソンは昨年2015年、芸歴1年目にして早くも「R-1」初の決勝進出を果たした。今年はCブロックの1番手として登場。ゆりやんレトリィバァやとにかく明るい安村、復活ステージ1位の芸人とファイナルステージ進出を争う。

厚切りジェイソンのコメント

──2年連続の決勝進出の感想は？

不思議ですね。嫌な奴に聞こえるかもしれないけど、ガッカリした気持ちは経験してないから、（決勝に）行くでしょう、と思ってやってきました。失敗するまでは失敗することを考えなくていいと思っています。

──今年に懸けるモチベーションは？

去年は芸歴が短いし、「2年連続で行けたら本物だ」とも言われたから、2年連続で行ったよ！と言いたいです。もう何よりもチャンピオンになりたいですね。去年よりは遥かに差があるはず。全力でがんばります。

──ネタは磨き上げてきましたか？

舞台に立った回数は去年あまりにも少なかったけど、この1年間でけっこう舞台に立ってます。月10回以上はライブ、ライブ、ライブ。磨き上げたのはネタだけではないです。表現力や時間の使い方などの経験が増えてきた。去年に比べて有利になると思います。

──今年1年活動してきた中、同じ芸人の中で印象的だった人はいますか？

サンドウィッチマン伊達さんは印象深いです。僕はボケとして扱いづらい部分が若干あると思います。あまりにも普通の日本のお笑いの人と発想が遠いから、なかなか拾ってくれない。でも伊達さんは、ほとんど何を言っても拾ってくださる。すごいなと。伊達さんとやるのはやりやすいし、尊敬できます。

──「Why Japanese People?」のようなフレーズで今年も流行語大賞を狙いますか？

去年ノミネートさえされなかったのはショックだったな。でも「Why Japanese People?」は日本人が使えないからね（笑）。使える人が限られてる。今も似たような推したいものはあります。「Why Japanese People?」より使いやすいものですし、リアクションとしては便利だと思います。

──優勝したときの冠番組は、どんな内容にしたいですか？

チャンピオンになったら大好きな日本に恩返ししたいです。なので、これは賞金の使い方にもつながりますけど、日本の会社に投資します。シリコンバレー式のベンチャーファンドを設立して。冠番組ではどの会社に投資するのか、などを評価するようにしたいです。お笑いじゃないとダメだったら、楽しいことをやろうと思います（笑）。