一生分の「面白い」注ぎ込む、インポッシブルが初ルミネ単独ライブ

インポッシブルが4月24日（日）、東京・ルミネtheよしもとにて「結成満十年記念単独ライブ『HELL GAME』」を開催する。

インポッシブルがルミネtheよしもとで単独ライブを行うのはこれが初めて。2人に話を聞くと、井元は「一生分の僕が使う予定の『面白い』っていうパワーを注ぎ込もうと思っています」、蛭川は「本当にいろんな人に来てほしいですね。日本人に限らず海外の方にも。もう、全員に！」と気合いを入れていた。ほとんど新ネタで構成される予定で、「ポップな内容にしようと思っています。女の子にもキャーキャー言われたい」と井元は構想を明かす。どんなコントや漫才が展開されるのか期待しておこう。

NSC東京10期生の2人は養成所時代に行われた夏の合宿をきっかけに結成。FUJIWARAに憧れ、かつゴリラが好きだという井元が、蛭川にその2つの要素を感じて声をかけた。蛭川は、自身が当時トリオを組んでいたにも関わらず「組もう」と言ってくれた井元に「キュンときちゃった」と振り返る。いざ組んでみると井元のゴリラ好きを痛感。彼のネタ帳には「ミニチュアダックスゴリラ」「イリオモテヤマゴリラ」といった言葉が羅列されていたという。

ダブルボケの時代などを経て井元がツッコミ、蛭川がボケの現在の形に。互いに「人が死ぬ」というシチュエーションに面白味を見出していることから、彼らのネタには「どう死ぬか」に重きを置いているものが多い。今望むことは「（よしもとのグッズの）シールになること」。井元は「シールになったら死んでもいい！」と語るほどの力の込めようだ。最後に蛭川は「ぜひとも来て、網膜に焼き付けて、1週間思い出し笑いできるものを作りたいと思います」と読者にメッセージを送った。