ビートたけし「漫才になっちゃう」弟子タカと語るアンチエイジングの秘訣

3

90

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 16 25
  • 49 シェア

都内にて本日11月14日に行われた「第9回アンチエイジング大賞授賞式」に、ビートたけしが大賞の受賞者として登壇したほか、ガダルカナル・タカも出演した。

(左から)ビートたけしとガダルカナル・タカ。

(左から)ビートたけしとガダルカナル・タカ。

大きなサイズで見る(全11件)

登壇する際にコケてみせるビートたけし(中央)。

登壇する際にコケてみせるビートたけし(中央)。[拡大]

この「アンチエイジング大賞」は、特定非営利活動法人アンチエイジングネットワークが主催し、アンファー株式会社が協賛する「素敵に年齢を重ねて、いつも輝いている有名人・著名人」に毎年送られる賞。たけしは手始めにコケながら壇上に姿を見せ、受賞に関して「世の中に嫌なジジイがはびこる時代に立派な賞で表彰されることはありがたい。いつまでも芸能界に幅を利かせる、励ましの賞だと思っています」と喜びを語った。

ビートたけし

ビートたけし[拡大]

受賞式の司会者に「たけしさんにとってアンチエイジングとは?」と尋ねられると、たけしは「友達、家族、社会に反抗し続けるのが一番」と話して会場の笑いを誘う。続けて「特に家庭を顧みないこと! 生かさず、殺さず、離婚されず、というバランスでうまく立ち回る。綱渡り感覚は実生活で必要なこと。本当はつまずきたくないけど、わざとつまずいてみんなに心配させる、というしたたかな心がアンチエイジングの魂でございます」と持論を展開した。

(左から)ビートたけしとガダルカナル・タカ。

(左から)ビートたけしとガダルカナル・タカ。[拡大]

途中でトークに合流したタカは、近年のたけしについて「常に立ち止まらない。落語を始めたり、絵を描いたり、ずーっと何かやってます。そのエネルギーが若さを活性化している」と分析したほか、「ここ10年くらい、ピリピリ感がまろやかになって周りの人に優しくなった。イライラが募っても飲み込んで、自分で違う切り口に持っていってる」と語る。また、タカが「精神的にも肉体的にもあと30歳は老けてておかしくない経験をしている。人間、普通に生きてて逮捕されることはないじゃないですか? それで若さを保っているのがすごい」といった話を繰り広げた際には、たけしが「おいおい! 若さの秘訣は前科かバカヤロー!」と力強くツッコミを入れていた。

ビートたけし、ガダルカナル・タカ(左)、特定非営利活動法人アンチエイジングネットワーク理事長の塩谷信幸氏(右)。

ビートたけし、ガダルカナル・タカ(左)、特定非営利活動法人アンチエイジングネットワーク理事長の塩谷信幸氏(右)。[拡大]

授賞式の終盤、たけしはアンチエイジングの秘訣を「自分自身を楽しむのが一番いい。辛くなったら自分を客観的に見ること。私も困っているときに『たけし、大変だなあ』ってもう1人の自分が言っている。自分を俯瞰で上から見てみる、という手が生き方としてはあるかな」と述べたあと、「上から見るのがなかなか難しい方には、1万2千円で水晶を売っています」と一転してインチキな商売人に。そのほか2人のトークは終始会場に笑いを起こし続け、たけしが「今気付いたんだけど、どうして人前に立つと漫才になっちゃうのかな?」と漏らす場面もあった。

なお大賞のほかに設けられたアンファー特別賞には、福岡ソフトバンクホークスの工藤公康監督が選出されている。

この記事の画像(全11件)

読者の反応

  • 3

iijjiji @iijjiji

ビートたけし「漫才になっちゃう」弟子タカと語るアンチエイジングの秘訣 - お笑いナタリー https://t.co/B2KGC5CFHF

コメントを読む(3件)

ビートたけしのほかの記事

リンク

このページは株式会社ナターシャのお笑いナタリー編集部が作成・配信しています。 ビートたけし / ガダルカナル・タカ の最新情報はリンク先をご覧ください。

お笑いナタリーではお笑い芸人・バラエティ番組のニュースを毎日配信!ライブレポートや記者会見、番組改編、賞レース速報など幅広い情報をお届けします。