「しゃべりすぎました」橋本サラダも顔出す銀シャリ10周年ライブ大盛況

銀シャリが昨日8月23日、東京・ルミネtheよしもとにて結成10周年を記念する単独ライブ「10周年もギンギラ銀にシャリげなく」を開催した。

今年7月には大阪・なんばグランド花月でも同じく記念ライブを開催し、グレーの新衣装や鰻の結婚を発表していた銀シャリ。東京でのライブでも「昔からの友達でもないから、ただただシンプルに10年の付き合い」「いろいろコンビを解散してきて『これが最後』と組んだコンビ」と振り返り、橋本は「橋本サラダ」「カルパッチョ橋本」という芸名で活動したピン時代を懐かしむ。そして「相方が橋本でよかった」「鰻やからこの満員のルミネの景色を見られる」と2人して大げさに感謝しあってみせた。

「ギンギラギンにさりげなく」の替え歌をバックダンサーとともに歌い踊って幕を開けると、得意料理や趣味の編み物、料理のさしすせそにまつわる漫才を披露していく。橋本は気に入ったくだりをバリエーション豊かに展開させ、「橋本サラダイズムが出てしまう！」と自分でも止められない様子。鰻はいつもに増して大きな動きを繰り返して笑いを誘う。

ゲストのハライチ、ジャルジャルを迎えたゲームコーナー「鰻のゲームワールド」では、時計を見ずに針を回して時間を合わせるゲーム、ジェンガをしながらバッグに入っているボールを盗る“スリゲーム”など、独自のゲームで盛り上がる。複雑なルールで絶妙なポイント設定のスリゲームには、客席から「やりたい！」という声も。しれっと一番多くのボールを集めた橋本には「えー！」と悲鳴が上がり、すべてのゲームで負けたハライチ澤部は司会の鰻が用意した「本当に辛い罰ゲーム」で顔を歪ませた。

ラストは最後の晩餐を題材にした銀シャリの漫才。議論を重ねるうちにどんどん食べたいものからかけ離れていく2人に、会場も笑いをこらえきれない。エンディングでは「10周年をルミネtheよしもとパンパンで終えられてよかった」と橋本。予定時間より長くなったことを自信満々に「サービスですよ！」と言い放つ鰻に、「こっちサイドが言うことじゃないから！」とツッコみながらも「しゃべりすぎましたね。橋本サラダイズムが強すぎた」と自身も反省する。時間の許す限りたっぷりと銀シャリを味わった観客は「これからもよろしくお願いします！」という2人に大きな拍手を送った。