磁石がホリプロコム32組のガチバトル優勝、直前のネタ変更が功を奏す

磁石が昨日8月22日、東京・尚美ミュージックカレッジ専門学校 バリオホールにて開催された「ホリプロ2015ガチバトル！」で優勝し、賞金30万円を獲得した。

「ホリプロ2015ガチバトル！」はホリプロコムに所属する芸人32組による、トーナメント形式の勝ち抜きネタバトル。スピードワゴン井戸田と田代さやかがMCを務める中、まずは芸人たちが8組ずつ4グループにわかれ。3分ネタで予選を争った。審査員は渡辺正行、スピードワゴン小沢、桃瀬美咲と、ホリプロの堀義貴社長、放送作家の元祖爆笑王の5名。審査員票と客席票によって、もんきーちゃんねる、ダブルブッキング、オキシジェン、磁石の4組が各グループのトップとなり、決勝に進出した。

決勝戦のトップバッター・ダブルブッキングは際どいボケを随所に散りばめたブラックなコントで、続くオキシジェンは漫才協会の師匠たちを題材にした漫才で爆笑をさらう。3組目のもんきーちゃんねるは芸歴約1年目ながら、動きを取り入れた軽快なネタで次々と会場を沸かし大健闘。最後に登場した磁石は変則的なつかみで観客を引きつけ、中盤からはテンポのよい掛け合いで実力を見せつけた。

優勝した磁石は発表の瞬間ガッツポーズ。永沢は「……えーと13万5000円ですか？ うれしいです！」と自らの取り分を源泉徴収税額を含めて瞬時に計算し、会場の笑いを誘う。オキシジェンのウケっぷりを目の当たりにした際にネタを変更したという裏話も明かし、「急遽練習して、本番でやって、それでまったく緊張を見せない！」と自画自賛。これに乗っかり「本当すごいでしょ」と自信顔の佐々木に井戸田が「どっちかはちゃんとして！」とツッコむと、会場からは大きな笑いが起きた。