インディアンス、ミキ、ヒガシ逢ウサカら登場「漫才博覧会2」初日

昨日8月6日に東京・ルミネtheよしもとにて「大阪よしもと漫才博覧会2～NEXT STARS～」の初日公演が行われた。

「漫才博覧会2」は2日間にわたって多数の大阪芸人が東京に集結しネタを繰り広げるライブ。今年3月に行われた初回の「漫才博覧会」開催時に来場者に実施したアンケートで「ブレイクが期待できる若手」として名前が多く挙がった42組が登場した。

トップバッターを務めたのは男女コンビ・蛙亭。挙動不審な岩倉による不可解なボケの連続で観客をいきなり異次元へと誘う。続く兄弟コンビ・ミキが息のあった漫才を見せ会場をさらに盛り上げると、今度はコロコロチキチキペッパーズが登場し、夏ならではの怖い話をテーマにしたネタで爆笑をさらった。

ヒガシ逢ウサカは、小学生のときの悲しい思い出を実演する。ネタの中で今井が見せる“泣きすぎて言葉が言えなくなる芝居”が観客を大いに笑わせた。女性コンビ・シュークリームは「カラオケで女の子らしさをアピールしたい」と言いながらしおりが長渕剛を熱唱。また大阪、沖縄、韓国出身のトリオ・イブンカによる三者三様の口調を生かした早口言葉のネタや、インディアンスの田渕による替え歌ギャグのネタなども笑いを生んでいた。

ネタの合間には芸人たちによるアピールコーナーも。元マンガ家で器械体操もやっていたマユリカ中谷は、ぽっちゃり体型ながら華麗なバック宙を披露。相方の阪本は「特技がないんですよ」と言いながらも自己紹介でボケたおし、MCのテンダラーから「仕上がってんなー（笑）」と絶賛された。

後半に登場した藤崎マーケットは「リズムネタは体をボロボロにする」と力説し、リズムネタの危険性をまとめた自作の冊子を配布。またモンスターエンジンは「新しいものを」と前フリしながらも「暇を持て余した神々の遊び」ネタを披露し、客席の反応のよさに「まだ使える！」と喜んでいた。

本日8月7日には「漫才博覧会2」の2日目が開催される。8.6秒バズーカー、バンビーノなど全国区でブレイク中のコンビから、まだほとんど知られていない若手までバラエティに富んだ芸人が出演予定だ。