「やついフェス」260組が笑いと音楽で渋谷を席巻！来年の開催も決定

エレキコミックやついいちろう主催のフェス「YATSUI FESTIVAL! 2015」が6月20日と6月21日の2日間、東京・TSUTAYA O-EASTなど渋谷エリアの10会場にて開催され、やついをはじめとする260組のアーティストや芸人、文化人が出演した。

4回目を迎えて会場規模が拡大され、初の2日間公演が実施された今年の「やついフェス」は、約1万人が来場する盛況ぶり。2日目のフィナーレでは、来年2016年のやついフェスが6月18日（土）と6月19日（日）に開催されることが発表された。

お笑いナタリーでは、10会場の中でも特に芸人の出演が多かったTSUTAYA O-EAST、duo MUSIC EXCHANGE会場の様子を伝える。

6月20日

TSUTAYA O-EASTで行われたオープニングには、DJやついいちろうが「三国志」の諸葛孔明のコスプレで登場。B'zの「ultra soul」で早くもヒートアップする観客を見回して「今日は成功間違いなし！」と叫ぶ。そこへ「きみはキョンシー」が流れるとともに巨大やつい人形が呼びこまれると、あまりに似せた作りにやついは「悪意がある！ 歯とかリアルすぎるだろ！」とツッコミを入れた。

続けて声優の神谷明が、キン肉マンの主題歌「キン肉マン Go Fight!」を熱唱。さらに観客との見事な掛け合いで盛り上げると、アニメ「北斗の拳」の主人公・ケンシロウの声で「ただ今よりやついフェスを開幕します！ お前たちはもう楽しんでいる……！」と開会宣言を行った。

お笑いコーナーではYes-manとカオポイントが2日にわたってMCを務めた。1日目は、クマムシ、キングオブコメディ、髭男爵、三四郎、永野、鳥居みゆき、そしてエレキコミックとラーメンズ片桐のユニット・エレ片らが登場。エレ片はフェスにふさわしい歌ネタのコント「ダァゴナイ」を披露して会場を大いに沸かせた。

多数の出演者が一堂に会するやついフェスならではのコラボが、今年も続々と実現。1日目にはduo MUSIC EXCHANGEで行われたレキシのステージにやついが登場し、「年貢 for you」を歌った。

6月21日

エレキコミックと片桐仁による危険日チャレンジガールズがTSUTAYA O-EASTに姿を見せ、3人それぞれのソロパートでも歓声を巻き起こす。途中からはアイドルグループ・Negiccoも加わり、彼らのコラボ曲「ニコらス！ feat. Negicco」で会場を盛り上げた。

やつい軍とレキシ率いる池田軍が歌で激突した「エレキシヶ原の歌合戦」には、蛭子能収、いとうせいこう、片桐仁が参戦。片桐はXのコスプレで、ヘッドバンギングを繰り返しながら「紅」を熱唱した。両軍互角の対決を繰り広げたが、ワタナベイビー扮する忌野清志郎が「雨あがりの夜空に」を歌って和解ムードとなり、最終的にはDJやついいちろうとレキシのユニット・エレキシの「トロピカル源氏」で平和的に幕を閉じた。歌合戦のあとはすぐさま小林幸子が登場。やついもステージに加わり、小林とのデュエットで「もしかしてpart2」を歌いあげた。

duo MUSIC EXCHANGEでは、どぶろっくのバンド編成版・どぶろっかーずが「もしかしてだけど」「◯◯な女」などを演奏。マキタスポーツ率いるマキタ学級はコミカルな小芝居で笑いを巻き起こしたほか、「1995 J-POP」「オレの歌」などの情熱的なパフォーマンスで自身の標榜するロックンロールエンタテインメントショーを存分に見せつけた。

2日目もお笑いコーナーでは、エレキコミックやハマカーン、流れ星、THE GEESE、じゅんいちダビッドソン、そしてトリのナイツまで多くの芸人がネタを披露した。

やついいちろうコメント

2日間本当にありがとうございました！ 今年のやついフェスは、前回を上回る260組の出演者の方々に参加してもらえました。また2日間のチケットはすべて完売。1万人のお客さんに来場いただきました。感謝感謝です。まだまだ若いフェスなので至らないところもありましたが、今後より良いフェスにするように頑張っていきたいと思います！ 来年も6月18日（土）、19日（日）の2daysでやついフェス2016が行わることが決定しました！ 次回も是非とも遊びに来てね。来年はよりパワーアップした形でお会いしましょう。ありがとうございました！よろピカル！