バンビーノVS極道ヴァンパイア、ダンソンや乳首ドリル飛び交う混沌状態に

バンビーノが三池崇史監督の最新映画「極道大戦争」の宣伝隊長に就任。昨日6月9日（火）、大阪・TOHOシネマズなんばにて映画の先行上映を兼ねたバンビーノの就任式が行われ、吉本新喜劇の吉田裕と松浦真也が乱入した。

「極道大戦争」は、噛んだ人間をヤクザ化してしまう“ヤクザヴァンパイア”を軸にストーリーが展開するアクション映画。イベントにはまず、劇中で活躍するカエルのキャラクター・KAERUくんと、自身のコント「ダンシングフィッソン族」の衣装を着たバンビーノが登壇した。

バンビーノ石山が今作の宣伝隊長に就任した理由を「ヤクザ同士が戦い、カエルも最後には戦う。つまり動物と人間。動物と戦うとなったとき、関係者の中で僕らがカチッとハマったんでしょうね」と説明し、会場が笑いに包まれたところで突如、不穏なBGMが流れ出す。すると「待ったらんかい！」と極道コントの衣装を着た吉田と松浦が現れた。「極道映画やったら、ワシらを宣伝隊長にせんかい！」とすごんでみせる吉田と松浦だが、バンビーノは「NGKの夜出番のあと、そのまま来たでしょ」「しかも歩いて来たでしょ」と2人をイジって取り合わない。たまらず松浦はバンビーノ藤田の首元に噛みつき、吉田とともに3人で会場の外へ消えてしまう。

取り残された石山が、過去の三池作品にエキストラとして出演していたエピソードなどを語り場をつないでいると、再び「待ったらんかい！」の声が。「さっき噛まれたからヤクザになったんや！」と極道の姿になった藤田が、松浦、吉田とともに再登場する。そこからステージ上は“乳首ドリル”や“ダンソン”が飛び交う混沌状態に突入。石山とKAERUくんが「ニーブラ！」の掛け声で“ダブルダンソン攻撃”を仕掛け、極道3人組を全員捕獲したかと思えば、なぜか石山までKAERUくんに捕獲され、そのまま全員が退場することに。イベントは大荒れのまま幕を閉じた。

「極道大戦争」は6月20日（土）に全国公開。石山は映画について「最後は本当にハラハラドキドキする展開で、カエルがやっぱり作品のカギ。ぜひカエルに気を付けて観ていただければ」と語ってPRしている。