和牛が初の東名阪ツアー完走、同期バイク川崎バイクも一役買う

和牛が昨日5月6日、「和牛単独ライブ～東名阪ゴールデンツアー!!～」の東京公演をルミネtheよしもとにて開催した。

今回の単独ライブは和牛にとって初の東名阪ツアー。4月27日に大阪・HEP HALL、5月4日に愛知・JAMMIN'にて行われ、ゴールデンウイーク最終日となった昨日、多くのファンとともに千秋楽を迎えた。

颯爽とステージに現れた和牛は自己紹介を交えつつ、まずはマナー違反の人を題材にした漫才を展開。続く「オカンに日頃の感謝を伝えたい」という水田がフラッシュモブの計画を相談するネタでは、井上陽水や奥田民生の微妙なモノマネでも笑いを誘う。定食屋を舞台にした漫才中には、川西が水田演じる気前のいい店のおばちゃんと「お代を払いたい」「払わなくていい」と本気の押し合い。老人の恋模様を描いたコント「ある日の午後」も披露された。

また幕間には、このライブを成功させるために2人が占い師のもとを尋ねたロケVTRが上映された。水田の王様的な本性やマザコン、川西の好きな女性のタイプが「ド天然のギャル」だということが暴かれたほか、「あるあるネタをやったほうがいい」「クロス（十字架）を持っていたほうがいい」「後輩または同期の芸人の手伝いが必要」といったアドバイスをもらった和牛。助言をなぞるように漫才が繰り広げられ、キーワードが登場するたびに笑いが巻き起こる。

川西がお腹のホクロを見せる場面に差し掛かると、和牛と同期のバイク川崎バイクが上着を受け取るスタッフとして登場した。「バッチリ、協力しに来たよ、ベストフレンド！ BKB！」と場を盛り上げ、すぐにBKBの出番は終了。そして川西と水田の胸元にロザリオふうのネックレスが露わになると、客席からは歓声が上がった。

ラストは水田の細かさからカップルのケンカに発展していく漫才で沸かせ、ミニコーナーも実施。エンディングで再びBKBを呼び込み、「お前がもし単独とかで協力が必要になったら、俺もサイドカー乗らしてもらうわ」（水田）、「バイクだけに？ ブンブン！」（BKB）などと、同期ならではの息のあった掛け合いを見せた。