昨日3月15日、読売テレビにて行われた「漫才Loversスペシャル ytv漫才新人賞決定戦」にて学天即が優勝。喜びのコメントが到着した。
決勝は、予選を勝ち抜いた吉田たち、マルセイユ、タナからイケダ、アイロンヘッド、学天即、祗園の6組がネタを披露。オール巨人、月亭八方、ハイヒール・リンゴ、作家・貴志祐介、高須光聖、新聞・マスコミ記者審査員10名が採点を行った。学天即はファーストラウンドで567点を獲得し1位で最終決戦へ。2位はトップバッターで562点という高得点を叩き出した吉田たちだった。2組の最終決戦では学天即が577点を獲得。芸歴10年目となる出場ラストイヤーに見事優勝を勝ち取った。
ファーストラウンドは四条のくだらない自慢を奥田が叩きのめすネタを、最終決戦は「結婚したけど全然丸くなってない」とイキがる四条に奥田がテンポよくツッコんでいくネタで挑んだ学天即。審査委員長のオール巨人は「(決勝に)残った6組が本当に素晴らしい漫才を見せてくれました。見るたびに吉田たちは進化しているし、学天即もものすごく進化した。どこまで進化するのか、これから出てくる若手に期待したい」と賞賛している。
学天即 コメント
──受賞の感想は?
四条:僕たちは今回一番の先輩。負けられへんプレッシャーは大きかったので、負けなくてよかった。10年目なので、これからはいろんな大会に出られなくなってくる。後輩と争うこともそうなくなるので、力の差を見せられて最後に勝ててよかった。
奥田:この賞レースを中退せず、ちゃんと優勝して卒業できたというのは本当にうれしいです。最終決戦に出る前にも2人でそういう話をしました。「10年よく戦ったな。これで10年の節目での戦いは終わりですね。ラストバトル行きましょう!」と。
──最終決戦で吉田たちが受けているのを聞いてどんな気持ちでしたか?
奥田:1本目で吉田たちがすごい点(600点満点中562点)を出したので、「超えられるのか?」と思っていました。でもそこから時間が空いて、「いや、562点をトップバッターにつけてくれる審査員の皆さまなら同じ点数、それ以上をもしかしたらつけてくれるかもしれへん」と前向きにとらえて2本目に出ました。最終決戦は「こんな緊張せずに行けるのか」という感じでしたね。
四条:できるだけ吉田たちのお客さんの笑い声は聞きたくなかったけど、聞こえるぐらいウケていた。これはしょうがないなと開き直って、もう最後は普通に聞こえるところで練習してました(笑)。
──受賞してこれからの予定、新しいステージへの挑戦は?
奥田:10年までが4分とか5分の短い漫才での戦いだと思う。11年目はたぶん10分とか15分、20分、25分とできる漫才師の1年生になる。そこに「5分ではこれだけのことができました」という賞を持っていけるというのはすごい励みになるというか、11年目からがんばれるなと思います。
リンク
- 漫才Loversスペシャル ytv漫才新人賞決定戦 TOP1
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ガクテンソク 奥田修二 @gakutenokuda
ナタリーさーん!“@owarai_natalie: 「最後に勝ててよかった」ytv漫才新人賞優勝の学天即が喜びコメント http://t.co/C6fPCfElJx”