2014年は483本、今年のK-PROライブを芸人53組がネタで締めくくり

12月29日と30日に東京・赤坂RED/THEATERで、K-PROのネタライブ「年忘れ二日連続スペシャルネタLIVE～2日で50組!!」が2日連続で開催され、全53組の芸人が出演した。これで2014年のK-PRO主催ライブはすべて終了。10周年を迎えたK-PROが今年行ったお笑いライブの総数は計483本となる。

初日のオープニングトークはキングオブコメディ、THE GEESE、ジグザグジギーが担当。キングオブコメディ高橋の滑舌イジり、THE GEESE尾関のクズエピソード、ジグザグジギー宮澤の実家自慢などでひとしきり盛り上がったあとは、おなじみジグザグジギー池田による「年忘れ2億の顔」でライブをスタートさせた。

中盤のトークでは、Hi-Hi、風藤松原、ダブルブッキングが、今年の自分たちの評価を点数で発表。風藤松原は「コンビとしては40点以下だけど、まっつんが結婚したから」と45点、Hi-Hiは「これくらいの人生がちょうどよくない？」と41点、ダブルブッキングは「それぞれの活動はよかったけど、コンビでテレビに出たのが1月だけ」で15点という辛口の点数だった。

ザンゼンジ、うしろシティ、リンゴスターのトークでも同じく点数を発表したところ、「キングオブコント2014」で初めて決勝に進出したリンゴスターは99点と大満足の1年に。うしろシティは50点だったが、ザンゼンジは堂々の100点を宣言する。エンディングでは、ザブングル加藤の将棋エピソードトークを巡って騒乱が勃発。加藤の悔し涙で幕が閉じた。

2日目のオープニングはスパローズ、三四郎、浜口浜村、ドリーマーズ。浜口浜村・浜村の頭皮に初めて注目が集まると、三四郎・小宮は「コントで世界観出す人はハゲちゃダメなんだよ！」とダメ出しする。鬼ヶ島・アイアム野田のハゲイジりに飽きていたスパローズ大和が新たな獲物に狙いを定めたところ、相方の森田は「年始からにしてやれよー」とニヤニヤしていた。

続いてのトークコーナーではFKD48の磁石、三拍子、かもめんたる槙尾、タイムマシーン3号、マシンガンズ、トップリード、オジンオズボーンが大集合。FKDの1年を振り返った磁石・永沢は、ユニットとして露出ができなかったことと、嘘でインフルエンザと言ったところ誰も心配してくれなかったという理由で12点を付ける。その後、「キャン×キャンを最近誰も見ていない」ということが判明。さまざまな憶測が流れ、最終的には「キャン×キャンって存在する？」「もう忘れよう」という話に。気を取り直して「来年は何かやります！ よろしくお願いします」と気合いを込めた。

巨匠、ラブレターズ、ツィンテル、S×L、ドドんの点数発表では、ドドん石田がお目当ての番組に出られなかったことで8点と憤慨。S×Lしょうへいの「バク転」というボケには、相方・酒井からの絶大なフォローが入る。続けてツィンテル勢登の「楽天」にはフォローが入らず。ラブレターズは「『キングオブコント2014』決勝で対戦した犬の心さんに入った点数」の94点。「ギリギリ人の形を保ってる」という巨匠は「この生活ができてるだけで」と低姿勢に100点を付けた。

エンディングは、K-PROに再三出演を要請していたウエストランドが念願のMCを担当。河本が早々に舞台端に引っ込む中、井口が孤軍奮闘の進行を行う。またスパローズ森田は全員集合したのをいいことに、次々と芸人たちをイジり納め。その流れで、最後は「K-PRO 流行語大賞」を受賞したマシンガンズが、5秒前カウントダウンからの「マクメン」こと「マックスめんどくせー！」を披露し、今年のK-PROライブを締めくくった。

来年のK-PROライブは1月6日（火）に東京・しもきた空間リバティで行われる「新春K-PRO！ネタ！企画！トーク！～お年玉付き～」からスタート。年々レベルの上がるバトルライブ「トッパレ」などのレギュラーライブはもちろんのこと、先日発表されたばかりの7大公約など、2015年も注目のお笑いライブが目白押しとなっているので、ぜひ足を運ぼう。

新春K-PRO！ネタ！企画！トーク！～お年玉付き～

日時：2015年1月6日（火）18:30開場 19:00開演
会場：東京・しもきた空間リバティ
料金：前売1800円 当日2000円
出演者：さらば青春の光 / スパローズ / エルシャラカーニ / トップリード / 風藤松原 / ジグザグジギー / ラブレターズ / ジンカーズ / 三四郎 / ドリーマーズ / 浜口浜村 / ザンゼンジ / ドドん
メール予約：名前・ライブ名・枚数を記入の上、 info@kpro-web.comへメールを送信。