小堺一機が高平哲郎とトーク、萩本欽一の逸話

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東京・紀伊國屋書店新宿本店8Fイベントスペースにて昨日9月26日、書籍「高平哲郎スラップスティック選集」の創刊記念トークイベントが開催され、小堺一機と、演出家・編集者など多くの肩書きを持つ高平哲郎が出演した。

書籍「高平哲郎スラップスティック選集」の創刊記念トークイベントに出演した(左から)高平哲郎、小堺一機。

書籍「高平哲郎スラップスティック選集」の創刊記念トークイベントに出演した(左から)高平哲郎、小堺一機。

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高平が執筆してきた原稿をテーマ別にまとめた選集シリーズが今年2014年6月より隔月で発行されている。創刊記念トークイベントには毎回高平にゆかりのある著名人が招かれる予定。今回の第2弾に登場した小堺は高平と30年にわたる親交がある間柄だ。

高平哲郎

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「真面目が嫌いだからアチャラカ~人はなぜ笑うのか」と題したこのイベントで、高平はシリーズ第2巻のテーマ「アチャラカ」をキーワードに、古今東西のコメディアンの逸話を披露。かつて高平が萩本欽一へ向けて話した「漫才はボケとツッコミだが、コントは“振りとこなし”」という言い回しに萩本も賛同した、といった話に小堺も共鳴する。

2人のトークはやがて、パロディやモノマネ、著作権などの話題に移行。タモリが司会を務め、高平が構成作家として携わった「今夜は最高!」(日本テレビ)でとあるパロディを放送した際にクレームが来たエピソードが客席を唸らせる。小堺も「今はパロディができないですよね。真面目じゃないと怒られちゃう。僕程度で真面目って言われる。おかしいですよ!」と昨今の風潮を陽気な口調で嘆いた。

小堺一機

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終盤は、高平と小堺が共通して縁のある萩本と勝新太郎の話が中心。小堺がそれぞれのモノマネをたっぷり盛り込んで2人の風変わりなエピソードを立て続けに再現し、会場を笑いの渦に巻き込む。小堺は「最初に大将(=萩本)にお会いしたとき『愛は地球を救う』の人じゃない! 違うじゃん!と思った(笑)」と萩本との思い出を振り返った。

シリーズ第2巻「高平哲郎スラップスティック選集(2) 定本アチャラカ 真面目が嫌い」は先月8月にヨシモトブックスより発行。巻末には高平による萩本へのインタビューも収録されている。

※高平哲郎の「高」は「はしごだか」が正当

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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u

髙平「漫才はボケとツッコミだが、コントは“振りとこなし”」小堺「今はパロディができないですよね。真面目じゃないと怒られちゃう。僕程度で真面目って言われる。おかしいですよ!」/小堺一機が高平哲郎とトーク、萩本欽一の逸話- お笑いナタリー http://t.co/1piNynN87A

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