相方募集＆大会出場も検討、武井壮が芸人枠奪取で新局面へ

本日5月2日（金）より、武井壮の新冠番組「武井壮しらべ ～俺がやらなきゃ誰がやる!!～」（TOKYO MX）がスタート。同番組は武井がかつてないチャレンジを繰り広げるということで、武井壮が「芸人ではなく百獣の王がチャレンジ系番組をやることについて」「同番組で相方を募集し賞レースに出場することを検討」などを語った。

同番組では「興味があるけど、自分でやるのはちょっと……」ということを、武井壮が実際にやってみるという検証番組。「この番組にはノーギャラでもいいくらいの気合いでのぞんでいる」という武井の意気込みから初回はノーギャラで出演することに。初回から第4回までは韓国ロケを行い、自腹100万円を賭けてカジノで勝てるかどうかを調べるなど、武井持ち前のフィジカルだけではない“芸能界の百獣の王”たる側面を見せつける。

お笑い芸人ではない武井だが、この番組の意気込みをお笑いファンに伝えたいとお笑いナタリー編集部を訪問。武井は「これまで芸人さんがやると言われてきた仕事は実は百獣の王の仕事だったんじゃないかと。百獣の王は芸能界でも百獣の王であるところを見せます。芸人さんと僕ではもちろんフィジカルが違いますし、生死の境を彷徨う修羅場の数も違いますから」と、芸人の腕の見せ所と思われてきたチャレンジ系番組にメスを入れた。

武井自身はお笑いが昔から大好きとのことで、「芸人さんとの仕事はめちゃめちゃ楽しいです。昔からお笑いも芸人さんも大好きでライブもよく観に行きますし、DVDもネタ動画もよく観てます。神戸にいた頃は吉本新喜劇もよく観に行ってたので、そのテンポや間でしゃべるクセがついてます」と芸人をリスペクト。そのうえで、「芸人さんの仕事はもっと違うところにあると思うんです。言葉で世間の人を笑い転げさせるという、本来の立ち位置に戻っていただいて」と芸人にメッセージを送った。

番組については「好きな芸人さんを今後ゲストに呼びたい」と語り、続けて「僕は常々相方が欲しいって言ってるんです。1人でやるのは心細い（笑）。ツッコんでくれる芸人さんがいる安心感、あれが忘れられない。なので、『武井壮相方オーディション』やりたいです」と提案。「ツッコミでもボケでもいいです。ピンでやってらっしゃって、新しい道を探したいとか、武井壮を踏み台にしてやろうとか、野心のある方がいいです。メジャーになるまでは死ぬわけにいかないという思いは大事です」と相方の条件について希望を口にした。

武井は「日本を笑いで満たしたいという思いは芸人さんに負けてない。ネタも作っていきたいです。『キングオブコント』目指したいですね。『THE MANZAI』も」とやる気満々。「南海キャンディーズの山里さん、山崎のあとは俺でもいいぞと。最近一緒のところ見てないですし。オーディションぜひ来ていただきたいたいです。武井壮をどう料理するのか。なかやまきんに君も大好きです。芸能界最強のフィジカルを持った2人ですから。マッスルドッキング。僕も筋肉ルーレットやりますよ。陣内智則さんいかがですかね。映像にツッコんでるくらいなら、僕もアニメーションみたいな男ですからバシバシツッコんでもらえたら」とアピールした。

最後に、「この2年間いろんなチャレンジをしてきましたが、まだまだできることはたくさんありますので、逆に肉体がらみの企画だけじゃないというところを見てもらいたいです。百獣の王ですから。まだ獣1匹出しただけです。各体育大学の部活の寮で『武井壮の番組が始まるから帰る』ってなってくれたら。体育会系の筋肉質の連中がゲラゲラ笑いながら見てくれたら嬉しいですね」と語った武井。「伝説をバコバコ作って1クールで終わるか、『笑っていいとも！』のように33年続けるかですね。そのうちパブリックビューイングとかしたいです。そのあとはみんなで立食パーティしましょう」と期待を膨らませた。百獣の王・武井の知られざる一面とは。気になる人はぜひチェックしてみよう。

武井壮しらべ ～俺がやらなきゃ誰がやる!!～

TOKYO MX 2014年5月2日（金） 23:30 ～ 24:00
＜出演者＞
武井壮 / 宮田聡子