音楽ナタリー Power Push - アップアップガールズ(仮)日本武道館公演決定記念特集

竹内朱莉(アンジュルム)、大谷ノブ彦(ダイノジ)、F チョッパーKOGA(Gacharic Spin)

3者が触れた“アプガの魂”

アップアップガールズ(仮)スタッフコメント

「バレバレI LOVE YOU」新ミュージックビデオ

もともとはまったく別のコンセプトでのMV案を山田マネージャーから依頼を受けて進めていました。当初はいろんな「恋愛あるある」をたくさんやろうと考えていたのですが、打ち合わせを進めて行くたびにどんどん違った面白い方向性が出てきてこうなったという感じです。彼女たちの新しい可能性も含めて提示できたらいいなという期待も込めて、こういうソリッドな内容になっています。

アプガメンバーの皆さんはとにかく仲がよくて、明るくて素敵な子たちでした。演技に関しても今までこういった撮影は多くなかったと思うのですが、前向きに楽しんでトライしてくれたのが印象に残っています。今回はこういった内容で実はかなりタイトな撮影だったので、今度は各個人のよさをしっかり引き出すようなものも作ってみたいですね。また、ぜひ何かお手伝いできればと思います。先日のZepp DiverCity TOKYOでのライブも観させていただき、もっと好きになりました。(株式会社東北新社 プロジェクトマネージャー 富塚新之助)

「アプガ制服青春コレクション」VRミニドラマ制作

  • 仙石みなみ
    仙石みなみ
  • 古川小夏
    古川小夏
  • 森咲樹
    森咲樹
  • 佐藤綾乃
    佐藤綾乃
  • 佐保明梨
    佐保明梨
  • 関根梓
    関根梓
  • 新井愛瞳
    新井愛瞳

株式会社モノビットでは「モノビットVR」というブランドを掲げて、本職のゲーム制作と平行して「体験しないとわからないVRの魅力」の普及活動もしており、その活動の中でキャノン・マーケティングさんから高解像度360°カメラのお話をいただいてその撮影能力を最大限に引き出せる撮影チームを組みました。モノビットVRのプロデューサーが過去に8Kカメラでの映像制作に携わっていたので、これは映像のプロフェッショナルがいないとせっかくのカメラの解像度が出ないと思い、今回のチームになっています。

そのチームで何を撮るかとなったときに、やはりVRの普及のためにも怖い映像や一部の人に強い関心を持ってもらう映像ではなく広く万人に楽しんでもらえるものをと思い、アイドルが出演する映像を撮ろうということでアップアップガールズ(仮)さんの事務所に打診をしたところ、ちょうど「アプガ制服青春コレクション」の企画があるとのことで、その第2弾に採用していただきました。そして、その流れの中でちょうどZepp DiverCity TOKYOでのライブがあり、目玉となる20分超のメドレーを撮ろうということで先日のライブ直前リハの撮影となりました。(株式会社モノビット VRプロデューサー 大久保悌伸)

VR、および360°動画は話題になりつつあるとはいえ、まだ体験していただけないと面白さをわかってもらえませんし、作り手側の私たちも撮影手法や演出方法など、可能性を探っているところです。日本のアイドルはマルチアーティストとして歌やダンス、演技もこなすのでVRのような新しい表現に対してもさまざまなアプローチを仕掛けられる可能性を秘めていると思います。今までになかったアイドルとの距離感を観ている人に楽しんでもらいたいと思います。(映像監督 清水憲一郎)

今回、まず最初にそれぞれのVRミニドラマ7本分の撮影を行っており、そこでメンバーの方々には今回のカメラの特性を説明しています。大変理解が早く、5台のカメラレンズそれぞれの正面にいることが大事だとわかってくれてからは非常にスムーズでした。超広角レンズのため、カメラとの距離感がわかりづらかったと思いますが、ライブリハを撮ったときなどのアップは大変迫力があり、今まで観たことのない360°動画が撮れています。今回のプロジェクトでは解像感にもっともこだわって制作しており、1人ひとりの表情が伝わるように仕上げを行っています。(テクニカルプロデューサー 石ヶ谷宜昭)

ちなみにVRミニドラマでのキスシーンは皆さん下手でしたね。(前出 大久保)

2016年9月22日(木・祝)開催ライブ
「Road to 武道館 陸の孤島 秘境決戦」

富士山山頂でのライブ「アップアップガールズ(仮)富士山 山頂頂上決戦(仮)」の様子。

アプガはいつなん時、どんな場所でも、与えられた空間の中で最高のライブをするというグループで、今までありとあらゆる場所でライブをやってきましたけど、本当に何もないところでもお客さんを満足させることができるのか? というところからこの企画は端を発してます。そもそもがアントニオ猪木とマサ斎藤の巌流島決戦というか、ノーピープルライブというのが構想としてはあったんですけど、富士山山頂でのライブと違ってこれは見届ける人がいないとダメだなって思って。富士山はある意味、登ることが過酷だったのでそれが目的でもありましたけど、今回はただライブをやっただけじゃダメだなと。世間と断絶された空間で自らステージを作り、お客さんを待ち、そこで皆さんに囲まれながらライブをやって初めて成立するライブかなと。

ステージを組む資材をどうするのか? 実はメンバーには言ってませんけど、もう勝負は始まっていて、与えられた空間で最高のライブをやるために事前に何かを用意して持ち込むとか、自分たちで考えて行動してほしいと思ってます。今回はある意味、すべて委ねてみようと。さすがにマイクとか機材は用意しますけどね。そして会場は雨風を凌げる場所もないので基本はテント暮らしです。食料もできるだけ現地で調達したいですね。

普通の人が行かない空間に解き放ったときに、彼女たちがどう自分たちの限界を超えていくのか? 彼女たちにとって日本武道館での公演は、ある意味身の丈にあっていないところでのライブかもしれない。強大なものに打ち勝つために何が必要か、極限の中に置かれたときに彼女たちが自分の能力を超えた何かをどう出せるのか。そんなことを期待しています。(YU-Mエンターテインメント株式会社 アップアップガールズ(仮)マネージャー 山田昌治)

アップアップガールズ(仮) 日本武道館単独公演

  • 2016年11月8日(火) 東京都 日本武道館
プレリザーブ1次
チケットぴあ
8月2日(火)11:00~8月18日(木)11:00
ローチケHMV
8月2日(火)13:00~8月14日(日)23:59

Good Vibrations ヨコハマ vol.1 アップアップガールズ(仮)vs.アカシック

  • 2016年9月1日(木) 東京都 初台The DOORS

アップアップガールズ(仮)Road to武道館 そろそろソロで歌いたい

  • 2016年9月8日(木) 神奈川県 F.A.D YOKOHAMA
  • 2016年9月16日(金) 東京都 吉祥寺 CLUB SEATA
  • 2016年9月17日(土) 東京都 AKIBAカルチャーズ劇場

アップアップガールズ(仮)Road to武道館 陸の孤島 秘境決戦

  • <日帰りプラン>
    2016年9月22日(木・祝)
    三島駅周辺発着
  • <一泊二日プラン>
    2016年9月22日(木・祝)~9月23日(金)
    三島駅、新宿駅周辺発着

アップアップガールズ(仮)森咲樹生誕スペシャル ~PA PA PA PA PARTY!!~

  • 2016年10月12日(水) 東京都 下北沢GARDEN
アップアップガールズ(仮)
(アップアップガールズカッコカリ)
アップアップガールズ(仮)

ハロー!プロジェクトのハロプロエッグ(現ハロプロ研修生)の研修課程を修了した仙石みなみ、古川小夏、森咲樹、佐藤綾乃、佐保明梨、関根梓、新井愛瞳の7名からなるアイドルグループ。2011年の結成当初は「アップフロントガールズ(仮)」として活動し、同年7月に「アップアップガールズ(仮)」に改名する。2012年3月に待望のオリジナル曲「Going My ↑」を発表。その後は立て続けにシングルをリリースし、同年12月にはタワーレコードのアイドル専門レーベルT-Palette Recordsへ参加した。精力的なライブ活動を経て2014年6月には念願の東京・中野サンプラザでの公演を成功させる。同年8月には富士山山頂でのライブに挑戦。2015年3月には3rdアルバム「3rdアルバム(仮)」を発表し、同月からグループ初となる47都道府県ツアーをスタートさせ1年をかけて見事完走する。同年5月にはハワイ・ホノルルで開催された「ホノルル駅伝」に参加し全員が完走。さらに7月には東京・日比谷野外大音楽堂でのライブを成功させた。2016年4月に新曲「パーリーピーポーエイリアン / セブン☆ピース」をリリース。同年6月には初のZeppツアーに挑戦する。同年11月8日には目標であった日本武道館ワンマンライブが決定。この公演を成功させるべく9月22日に「Road to 武道館 陸の孤島 秘境決戦」と題したライブを行い、10月11日にはニューシングルをリリースする。

Zeppツアー初日公演密着レポート