テーマは“夢に向かって妄想する恋しちゃいそうなアイドル”

──音楽ナタリー初登場ということで、まずは妄想キャリブレーションがどんなグループなのか教えてください。

胡桃沢まひる　妄キャリは秋葉原ディアステージ出身の6人組で、“夢に向かって妄想する恋しちゃいそうなアイドル”をテーマに活動してます。

──一番の特徴はなんですか？

胡桃沢　私たちはライブが熱いんです。メンバー1人ひとりのパフォーマンスが異常なまでに熱くて、ファンの方との化学反応、一体感ですごい熱量になります。私たちのライブを1度観ると、絶対好きになると思います。

星野にぁ　みんなそういう気持ちでライブをやってます。

桜野羽咲　みんなライブが大好きで、ライブしてるときが一番妄キャリらしさを出せると自負してます。

星野　ライブって、その日のテンションやお客さんとの関係性で毎回変わりますよね。なので、その日そのときの自分らしさを出しやすいのがライブかなと思います。

雨宮伊織　ライブになるとみんな豹変するんです（笑）。

双葉苗　うちら、普段は子供っぽいと言われてるんですけど、ステージに立つとキリッとします。みんなカッコつけたがり屋なので（笑）。

水城夢子　ライブではそれぞれの個性がよく出ると思います。

料理上手でぶっ飛んでる雨宮伊織

──では、ここからは1人ずつ、隣に座っているメンバーを紹介してください。本人の異論反論、ほかのメンバーからのツッコミも大歓迎です。まずは胡桃沢さんから雨宮さんの紹介をお願いします。

胡桃沢　伊織はヘンな子です（笑）。ギャップがすごいんですよ。見た目はギャルギャルしくて、しゃべり方も「なんとかじゃーん」って感じでフランクなんですけど、実はピアノが弾ける、とか。ショパンの「革命のエチュード」とか頭を振りながら弾くんです（笑）。しかも家庭的で料理が得意。イカをさばいたりしてます。

雨宮　富山県出身なので、海産物をさばくのが得意なんです。東京に来て自炊が好きになって、この間は焼豚を作りました。ニラとかニンニクとか煮込んで。

胡桃沢　すごくおいしかったです。ケーキも作れますし、万能です。メンバーの誕生日にホールケーキを作ってくれたりするんです。

水城　この間、私の誕生日にシャルロットケーキを作ってくれました。

胡桃沢　あと伊織は黙ってるとおとなしそうに見えるんですけど、しゃべるとぶっ飛んでます。

──雨宮さんの歌やダンスについてはどうですか？

胡桃沢　伊織って、最初「ヒップホップダンスを習ってる」って触れ込みでグループに入ってきたんですよ。

星野　「ヤバい、ダンスめちゃうまい子が入ってくる。どうしよう？」って焦ったんですけど……。

胡桃沢　そしたら、リズムの取り方もままならなかった（笑）。

雨宮　本当にダンスのセンスがないんです。ヒップホップは1年やってて2つも教室に通ってたんですよ。でも習ってるときから、センスがないなって感じてました（笑）。

胡桃沢　あと負けず嫌い。ガンシューティングゲームとか得意なんですけど、負けるとすごい悔しがるんです。

雨宮　負けると叫びます（笑）。ゲームは勝たないと面白くないので譲れないです。

胡桃沢　まあ負けず嫌いはメンバー全員共通してるかなと思います。あと伊織はピアノを習ってたこともあってか、音程が上手に取れて、歌がうまいです。