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──そして4月には横浜アリーナ2DAYSです。昨年末の発表当初は「そんなにお客さんが入るのかな」と皆さん不安がってましたけど、いざチケットが発売されたら先行予約も一般発売も申し込み殺到で、手に入れられなかった人のほうが全然多かったという。

全員　えー！

──この時期は雪崩式にファン数が拡大しているような印象だったので、ももクロ本人はこの状況をどう見てるのかなと思ってたんですけど。ナタリーの記事へのアクセス数やコメントもグンと上がった気がします。

百田　ナタリーさんにはうちらのこと逆に教えてもらってる感じです。

玉井　定期的に教えてもらわなきゃ、付いていけなくなるから（笑）。

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──6～7月には「ももいろクローバー爽」としてのキャンペーン活動がありました。

佐々木　仙台の中学校でライブをやったときは、私たちのことを知らない子も結構多くて。まだまだがんばんなきゃいけないなと思ったし、最後のほうでは知らなかった子たちも一緒に盛り上がってくれたのでうれしかったです。

──サプライズ登場ということもあったし、確かに“ももクロ爽”としての2本のライブは最近あまりない、モノノフ（熱烈なももクロファン）不在のアウェイ戦といった趣でした。いずれも最終的には大盛り上がりでしたけど。

玉井　爽のライブはプレッシャー大きかったねー。

高城　絶対シラケると思ったもん。

百田　でもそういうアウェイな感じは、昔からやってきたことが活かされているから案外大丈夫なんです。「あーしょうがない」って（笑）。

佐々木　メンタルは強いよね、私たち（笑）。

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──春からは半年間にわたって高城さんソロのラジオ番組「高城れにのKing of Rock!」がInterFMで放送されました。また、百田さん単独で日本テレビ系「メレンゲの気持ち」のレギュラー出演もスタートしましたが、こういった個人個人の活動が増えてくると、グループ内にも刺激や変化があるのでは？

玉井　自分の知らないスケジュールでほかのメンバーが動いてるのはすごい新鮮です。「今頃何してんだろう」って気になったり。

──いつも一緒のメンバーから離れて、ひとりで活動するのは怖くはないですか？

高城　怖かったし、やっぱ5人のほうがいいなって思っちゃいますね。ひとりの良さもあるけど、ワイワイするのに慣れてるから、ひとりでいるのは変な感じでした。

百田　れにがラジオでひとりでしゃべっているのを聴いたり、マネージャーさんが現場の出来事を話してるのを聞くのはうれしいし新鮮です。

玉井　あと、れにちゃんとかなこは深夜の番組にも出られるようになったから「青山ワンセグ開発」（NHK Eテレ）の生放送には2人だけ出て、私たちは家で観てるんですよ。それは不思議な感じです。メンバーなのに私は家で、でも番組は進行していて……。

佐々木　「ゼーット!!」ってやってるのに、自分は家にいていいのかなって（笑）。