グループ魂のニューアルバム「ぱつんぱつん」が、6月18日にリリースされる。これぞ魂!な王道スタイルから、ディスコパンク/レゲエなどの新ジャンルへ挑戦した実験的なナンバーまで。ワン&オンリーな個性を放つ魂流パンク&コントが"ぱつんぱつん"に盛り込まれた、メタボリックな作品がここに誕生した。

6月21日・22日にはこの新作を引っさげ、初の自主開催フェス「グループ魂の秩父ぱつんぱつんフェスティバル」を敢行する彼ら。今回はメンバーの中から、ボーカルの破壊(阿部サダヲ)、ギターの遅刻(富澤タク)、ドラムの石鹸(三宅弘城)の3人に話を聞いた。

取材・文/臼杵成晃 インタビュー写真/平沼久奈

 
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あと10曲ぐらい作るから

インタビュー写真

——まず、今回のアルバムのコンセプトは?

遅刻「最初は明るくてパーティ感のあるパンキッシュなものというか。あとは、アルバムを聴き進めるにつれ世界旅行のような感じを味わえるようなものにしたい、という話はしてましたね。始めは15曲ぐらいを予定していたんだけど、スムーズに作業が進んだこともあって、結局20曲ぐらい作ろうかという話になって」

——普通は候補曲がたくさんあったとしても、そこから絞っていったりしますよね。今回はそういった発想はなく"ぱつんぱつん"に?

遅刻「これでも絞ってるんですよ。縮めて縮めて濃縮した感じにはなってるんですけど」

——それは現在、バンドの調子がいい、ということなんでしょうか。

石鹸「深い煮詰まりはなかったよね」

遅刻「調子悪いなと思ったことはなかったよね、今回。煮詰まるほど集合できてないってのもあるけど(笑)」

破壊「高校生のときなんか、日曜に1回だけスタジオ入るぐらいのペースでやるのって、燃え方に異常なものがあるじゃないですか。曲もやんないのにドラムの上に登ったりとか(笑)。それに近い感じ」

遅刻「そうかもね」

破壊「年末ごろには確か10曲ぐらいできてたんだよね。こういう感じのアルバムになんのかなと思ってたら『あと10曲ぐらい作るから』って。何言ってんだこの人たちと思いましたけどね(笑)。スタジオに詞が書いた紙が置いてあったんだけど、それには『クン兄さん』とかそんなことが書いてあって(笑)。まさかそんなのが曲にはなんないだろうと思ってたんだけど」

——作詞についてはほとんど暴動(宮藤官九郎)さんが手掛けていますけど、内容はメンバーの総意ととらえてもいいんですか?

破壊「こういう曲を書いてくれっていうリクエストはしてないですけど、よくできてるなって思いますね」

——曲順を決めるのは?

遅刻「暴動が大体のガイドラインを決めて、あとは僕らやスタッフでアイデアを出して相談ですね」

破壊「こないだ人に言われて気づいたんだけど、今回のアルバムは、最初は割と明るい感じで始まるのに、だんだん暗い内容になっていくんですよね」

石鹸「ブログやめましたーとか(笑)。行きたい、食べたい、パッとしねえとか」

グループ魂 New Album 『ぱつんぱつん』

2008年6月18日発売 3059円(税込) 初回パンツ盤 / 通常ノーパン盤 KSCL-1244 / Ki/oon Records

ジャケット写真

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CD収録曲
  1. 七人のParty
  2. アイサツはハイセツよりタイセツ
  3. High School
  4. ぱっつん1
  5. 有名になりたい
  6. アイス食べたい
  7. 沖縄行きたい
  8. 片付けられない7Days 〜グループ魂に杏子が〜
  9. センチメンタル☆トランジスタ☆お父さんGo!Go!天国
  10. ぱっつん2
  11. SHIKAN
  12. CBGB
  13. 子供って臭いね
  14. ぱっつん3
  15. 筋肉PUNX 〜三宅弘城40歳記念ソング〜
  16. スシ喰うな!
  17. 欧陽菲菲 〜グループ魂に横山剣(クレイジーケンバンド)も〜
  18. ぱっつん4
  19. ブログやめました
  20. パッとしねえ
  21. 勃発!バンド内抗争 〜グループ魂にスチャダラパーまで〜
  22. お・の・れ ローテンションガール
  23. あの娘オレが歯列矯正したからってあんな顔するとはな
  24. オクサーヌ
  25. ぱっつん5
  26. おかあさん
  27. くん兄さんVSアン姉さん
プロフィール

グループ魂(ぐるーぷたましい)

暴動(宮藤官九郎)を中心に1995年に結成されたロックンロール/コントバンド。メンバーは現在7人編成で、そのパワフルで直球なロックサウンド+過剰までの笑いにこだわったコントを多数織り込んだスタイルで、絶大な支持を集めている。演劇畑のメンバーが多いせいか、当初はコント中心のステージだったが1999年の初アルバム「GROOPER」リリース後はオリジナル楽曲も増え、ロックシーンにもその人気が飛び火。2007年には柴咲コウをフィーチャーしたシングル「お・ま・えローテンションガール」がスマッシュヒットを記録している。

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