新潟のいいところを全国に

大山　僕らもNegiccoの新曲「愛、かましたいの」を聴いてきたんですよ。あのミュージックビデオって新潟で撮ってるの？

Nao☆　はい。上越にある高田世界館っていう映画館と、その近くにある中華料理店で撮影をしました。

Kaede　去年の9月に私の生誕祭を高田世界館でやって、その日のお昼ご飯に伺ったのがこの中華料理店なんです。そのときにスタッフさんと「次のMV撮影はここじゃない？」って話になって（笑）。

大山　あの雰囲気、すごくいいね。質感と曲の感じが合ってる。

Nao☆　Negiccoは新潟のいいところを全国的に広めたいっていう気持ちが強いんです。高田世界館は現存する日本最古の映画館なんですけど、もっといろんな人に知ってもらいたいなって思って今回のMVで使わせてもらいました。

田邊　次のMVに聡一と亮輔も「新潟のいいところ」ってことで出させてもらったらどうかな？ ちょい役とかで。

大山　演技には自信がありますからね。ぜひお声かけいただければ。

今のNegiccoがあるのはBRADIOのおかげ

──BRADIOさんとNegiccoさんはお互いのグループの魅力をどういうところにあると感じていますか？

大山　ライブに向かう姿勢がカッコいいと思うし、目の前のやるべきことに対してすごく真摯に向き合っていて、そこから生まれている空気感がすごく魅力的だってことですね。それと曲がいい。

田邊　「音髭」でバックバンドを務めたとき、すごく楽しかったんですよ。

酒井　曲はメチャクチャ難しいんですけど、3人の後ろで演奏するのがすごく楽しくて。

大山　僕らはいつも貴秋の背中を見ながら弾いてるわけですけど、3人のパフォーマンスを見ながら弾くのは新鮮でしたし、楽しかったですね。

真行寺　僕もタンバリンやカスタネットで後ろに立ちたいくらいでしたから。

Kaede　ライブに対する姿勢は、私たちもBRADIOさんから見習うことがとてもたくさんありました。例えば貴秋さんは本番前にずっと発声の練習をしてて、「自分たちって発声ちゃんとやってたっけ？」ってふと思ったり。それにステージではお客さんを惹きつけるパワーがあるんですよね。Negiccoはライブでお客さんたちとの距離を縮めるのに苦労したりするので、すごい圧倒されて。ツアーの中でいろんな方と対バンをしてきたんですけど、BRADIOさんにもらった刺激が一番大きくて。BRADIOさんに刺激をもらったからこそ、今のNegiccoがあるなって思っています。

Megu　去年の9月の「＠JAMナタリー」のとき、すぐに「BRADIOさんの楽屋に行こう」って話になって。

Nao☆　そうそう！

Kaede　BRADIOさんはNegiccoにとって特別な存在になってると思います！

大山　僕らにとってもNegiccoさんは特別な存在だと思ってます。ありがとう！

Megu　貴秋さんのパフォーマンスからは、いろんな角度からお客さんを楽しませようっていう気持ちがすごく伝わってきて勉強になりました。

真行寺　ありがとうございます。

大山　声小さいよ！

真行寺　いや、大きい声を出したら怖がられちゃうから。

一同　（笑）。

アフロ、かましたい

──これから先、またBRADIOとNegiccoが競演する機会があるといいですね。

真行寺　ぜひやりたいですね！

Megu　さっき3人で話してたんですけど、今度一緒にライブをするときはアフロのカツラを被ってライブをしたいなって。

大山　いやあ、アフロが並ぶのは相当ヤバいっすね。

Nao☆　でも私たち、前にアフロのカツラを被ってライブをしたことがあるんですよ。

酒井　すでに経験済みなら話は早いですね。

大山　実は僕ら演奏陣も1回アフロを被ったことがあるんですよ。でも2度とやらないってなって（笑）。

Kaede　なんでやらなくなっちゃったんですか？

大山　特に理由もなく、なんとなくしっくりこなかったんで。

真行寺　僕らけっこうなんでもやるタイプのバンドなんで、あんまりNGとかは出さないんですけど、演奏陣がアフロのカツラを被るのだけはNGになっています（笑）。

Nao☆　私たちは被りますよ！ “アフロ、かましたいの”って感じですね。

真行寺　ぜひお願いします！ また一緒にコラボしましょう。