佐藤タイジ、堂珍共演ライブで「SOLARフェス」開催発表

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昨日4月30日、東京・WWWでライブイベント「THE SOLAR BUDOKAN IN SHIBUYA」が開催された。

「THE SOLAR BUDOKAN IN SHIBUYA」の模様。(Photo by Naoaki Okamura)

「THE SOLAR BUDOKAN IN SHIBUYA」の模様。(Photo by Naoaki Okamura)

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「THE SOLAR BUDOKAN」は佐藤タイジ(THEATRE BROOK)が企画した、「太陽光から生まれた電気で日本武道館ライブを行う」という趣旨のイベント。2012年12月20日に多数のアーティストを招いて東京・日本武道館で行われており、2013年第1弾となる今回は「THE SOLAR BUDOKAN IN SHIBUYA」と題して東京・WWWで開催された。ライブには佐藤タイジと堂珍嘉邦が出演し、お互いの楽曲を共に披露。バンド演奏は中條卓(B)、阿部耕作(Dr)、Swing-o a.k.a.45(Key)によるA 100% SOLARSが務めた。なおライブに必要な電力は、今回も太陽光発電により賄われた。

定刻時間をやや過ぎてステージに現れた佐藤、堂珍、A 100% SOLARSは、THEATRE BROOKの「まばたき」からライブをスタート。堂珍の力強い歌声と佐藤がかき鳴らすギターの音色が、観客の心を一瞬にしてつかむ。続いて5人は堂珍のソロ曲「OKOKO」「Adored」「SHOUT」を立て続けにプレイ。オーディエンスが拳を突き上げると、堂珍もステージ上でヘッドバンキングを繰り返し、会場はさらなる熱気を帯びていく。

ライブ中盤、佐藤は「次の曲はすごく昔に作った曲です。堂珍がぜひ歌いたいというので、15年ぶりにライブでやります」と紹介して「けものみち」を演奏しようとするが、曲の冒頭を間違えてしまう。しかし間髪入れずに堂珍が佐藤を慰め、会場は温かい空気に包まれた。一方、堂珍は「今日のイベントに一番合っている曲です」と言い、「なわけないし」をゆっくりと歌い上げる。また堂珍リクエストの「昨日よりちょっと」では、佐藤と堂珍のハーモニーが会場中に響き渡り、演奏後2人には割れんばかりの拍手が降り注いだ。終盤は「Departure」「OUT THE BOX」をパワフルなバンドアンサンブルで披露し、そのままラストの「ドレッドライダー」に突入。大興奮のうちに本編は締めくくられた。

アンコールの声が響く中、メンバーがいなくなったステージ後方のスクリーンで「9月21、22日、岐阜・中津川にて野外ロックフェス『中津川 THE SOLAR BUDOKAN 2013』開催決定」というニュースがアナウンスされ、会場からは大きな歓声が沸き起こる。その後5人はステージに再登場。佐藤は「未来に対して今俺たちが考えていかないと。100年後の子供たちに今の俺たちの行動が見られているんだと思う。バカにされたくないんだよね、俺は。(太陽光発電でも)音いいでしょ? 俺たちがいい音で演奏することが、きっと未来に有効なんだよね」と熱く語り、「She knows why」「ありったけの愛」を客席に届ける。最後は5人全員で手をつないで大きくお辞儀をし、笑顔でステージを後にした。

「THE SOLAR BUDOKAN IN SHIBUYA」
2013年4月30日(水)東京都 WWW公演セットリスト

01. まばたき
02. OKOKO
03. Adored
04. SHOUT
05. 悲しみは河の中に
06. けものみち
07. なわけないし
08. handle me right
09. 昨日よりちょっと
10. Departure
11. OUT THE BOX
12. ドレッドライダー
<アンコール>
13. She knows why
14. ありったけの愛

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